2014-07-16

韓国家族、ぱらぱらマンガ喫茶展、本とアニメ展 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

ハイブリッド・アニメーション映画『はちみつ色のユン』の原作BD(バンデシネ)が日本で発売されることになりました。
日仏コーディネーター(漫画エージェント他)をされている鵜野孝紀さんが翻訳され、今秋DU BOOKSから発売予定です>> http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK072
映画は、森美術館の「ゴー・ビトゥイーンズ展~こどもを通じてみる世界」で8月9日に東京で、11月22日に名古屋で上映されます>> http://www.mori.art.museum/contents/go_betweens/index.html
イベント上映、アカデミック上映に貸出をしています。ご興味ある方はトリウッドへお問い合わせください>> http://hachimitsu-jung.com/jyoueikai.html

「韓国家族」(亜紀書房)という意欲的な好著が発売されました>> http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=696
韓国社会やポップカルチャーに詳しい、社会学者の平田由紀江さんの編著です。
韓国は、日本以上に首都ソウルへの人口集中と消費高齢化、そして家族のグローバル化が急速に進んでいるのをご存知ですか?
その中で、多文化家族、早期留学と別居家族、超学歴社会などの社会現象が起こり、田園学校などの優れたオルタナティブ・スクールが成功しているそうです。
平田さんが担当された「未婚母」という選択-支援、生きづらさ、そして自立への意思」の章は、『はちみつ色のユン』のJungのような国際養子を大勢送り出した社会背景が続き、未婚母の考えが分かる論文です。映画をご覧になった方にお勧めします。

7月27日からブラジルのAnima Mundi、Anima Forumへ行ってきます。「SEAマスタークラス」の報告と来年の計画を話し合ってきます。

(1)映画上映とトーク「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち ― 『TESE』そして『ワンドゥギ』 ― 」、7月19日
(2)ぱらぱらマンガ喫茶展2014、7月18日から
(3)「ちょっと読書に疲れたら珈琲とアニメーションで頭を掻き回そう」展、7月15日から
(4)Cartoon d’Or 2014~ヨーロッパの最優秀ショートアニメーション賞ノミネート

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(1)映画上映とトーク「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち ― 『TESE』そして『ワンドゥギ』 ― 」、7月19日

立教大学でトランスナショナル・シネマ・シンポジウム「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち ― 『TESE』そして『ワンドゥギ』 ― 」が開催されます。

共生社会に生きる日韓の若者たちの多様なアイデンティティーの形成を、自分が住む場所で自ら未来を開拓しながら生きている若者たちの物語を扱った作品を中心に、在日と多文化社会の問題をジェンダーの観点で考察するシンポジウムだそうです。
韓国映画『TESE』と『ワンドゥギ』は、排他的な「日本人」「韓国人」観に固執する世代と葛藤し、いま住む場所で自ら未来を開拓しながら生きる若者を描く、注目作品。
所用と重なり、参加できないのがとっても残念。

■開催日:7月19日(土)
■会場:立教大学 池袋キャンパス 7号館1階 7102教室
詳しくは公式サイト>> http://www.rikkyo.ac.jp/events/2014/07/14611/

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(2)ぱらぱらマンガ喫茶展2014、7月18日から

花開くコリア・アニメーションの三宅敦子さんから、あしたのんきさんが発起人となって始まった「ぱらぱらマンガ喫茶展」が今年もゲンキに開催されるのを教えていただきました。

こんにちは!
2014年「ぱらぱらマンガ喫茶展」会場は、南麻布の有栖川公園近くに建つ古い一軒家の共同アトエです。
アトリエとして発足より12年経つこの春、あちこちに修繕を施し、1階部分を展示空間として利用できるようにしました。
その後初めての展示会となります。
アトリエには広くうっそうとした庭があり、そのノスタルジックな雰囲気は駅周辺の都会的な賑やかさとは離れ、まるで時間を置き去りにされたようです。
そんな会場のイメージから、今回の展示のお題を「わすれもの」とさせて頂きました。
内容は従来と変わらず、ぱらぱらマンガを愛するおよそ20人の作家たちによる新作フリップブックの展示、作品&グッズ販売となります。
手の中で思う存分ぱらぱら堪能し、またあなた自身の「わすれもの」にもふと思いを馳せるような時間となりましたら幸いです。

ぱらぱらマンガ喫茶展 2014
「わすれもの」

■会期:7月18日(金)~7月31日(木)/12時~18時30分(7月26、27日のみ11時~、最終日は~17時)
■会場:アトリエ(東京・南麻布)
■参加作家(予定)
MAKOTO SUGAWARA、melacotta、mogi 太郎、Pixel Animation、tamax、
あしたのんき、あまれる、石田卓也、一瀬 皓コ、一色あづる、上田走、
越後谷みゆき、大高那由子、こぐまあつこ、小林節子、小林真理、月山よしこ、
土本亜祐美、東條麻美、ばじぃ、はらたかし、松永さち子、間山マミー、ミヤケ印、
もうひとつの研究所、やたみほ、ヨシムラエリ

■イベント
オープニングパーティ、7 月19 日(土)13 時~15 時
7 月26 日(土)、27 日(日)イベント開催予定(カフェ、ワークショップ、上映会を予定、決定次第ブログに情報掲載します)

詳しくは公式サイト>> http://parabooks.blogspot.jp/
https://twitter.com/parabook
https://www.facebook.com/pages/ぱらぱらマンガ喫茶展-the-flipbook-cafe-/126604180751262

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(3)「ちょっと読書に疲れたら珈琲とアニメーションで頭を掻き回そう」展、7月15日から

アニメーション作家 坂井治さんから、「昨年末綾瀬で行った「おいしい食事とアニメーション」展に引き続き、15日から初台の(小さな小さな)ブックカフェでその第2弾をやります。今後は「本とアニメ」展です」と、控えめながら、楽しそうなお知らせをいただきました。

「ちょっと読書に疲れたら珈琲とアニメーションで頭を掻き回そう」展

素敵な本の並ぶお店で
読書や珈琲とご一緒にアニメーションを楽しめます。

◎とき 7月15日(火) 〜 27日(日) ※22日(火)休/13時〜20時 (19時30分L.O.) ※19日のみ16時まで(15時30分L.O.)
◎ところ MOTOYA Book・Cafe・Gallery>> http://www.mo-to-ya.com/

◎展示アニメーション作品
  「かまくら」水尻自子
  「デジタル」坂井治
  「どぅどぅるぅぷ」亀島耕
  「花と嫁」川口恵里
  「Garden」鈴木隼吾
  「Poker」中内友紀恵・水江未来
各テーブルに置かれたモニタでアニメーションを楽しめるほか、原画やイラスト、作家にまつわる本の展示やグッズの販売、また作品に関係するお楽しみコーナーもあります。
カフェでの展示になりますので、お店ではお飲物のご注文をお願いいたします。

◎特別上映会 19日(土)17時〜(16時30分開場)
1日限りの特別上映会を開催します。
作家を交えてのトークをしながらの気軽な上映会です。
※入場料1000円+1ドリンクオーダー500円、定員20名ほど
混雑時には店内に入れない場合があります。予約は、お名前・人数・電話番号をメールで知らせてください。/予約アドレス anime@mo-to-ya.com

詳しくは公式サイト>> facebook https://www.facebook.com/to.animation
https://twitter.com/to_animation
http://to-animation.tumblr.com

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(4)Cartoon d’Or 2014~ヨーロッパの最優秀ショートアニメーション賞ノミネート

世界各地で映画祭、アニメーション映画祭が花盛りです。
ヨーロッパのアニメーション業界のプロが選ぶ、「Cartoon d’Or」という賞があります。
今年の最優秀ショートアニメーションにノミネートされたのは>> http://cartoon-media.com/cartoon-d-or/cartoon-d-or-2014/nominees.htm

発表は、ヨーロッパのTVアニメーションのピッチフォーラム、Cartoon Forum中の9月25日です。

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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp

フランスのFolimageスタジオの短編アニメーション(字幕or吹き替え版)を貸し出します
http://www.wat-animation.net/wat_Folimage.html
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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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