こんにちは、オフィスHの伊藤です。
世界の映画祭で快進撃を続けている、ドキュメンタリー・アニメーション映画『はちみつ色のユン』が、「よこはま若葉町多文化映画祭2013」で上映中です。
■会場:横浜ジャック&ベティ
■上映日:8月28日(水)、30日(金)
詳しくは公式サイトをご覧ください>> http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/177/
(1)トリウッドスタジオプロジェクト第8弾『ウチのはらのうち』(岩下智香子監督)、8月31日公開
(2)ヨーロッパのアニメーション、300億円市場を生み出したCARTOONの功績
(3)Pixar短編『The Blue Umbrella』のサシュカ・ウンセルド監督、「文化庁・世界映画人会議II」(2008年)で講演していた!
(4)Annecy 2013レポート(仏語版)、Calameo掲載
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(1)トリウッドスタジオプロジェクト第8弾『ウチのはらのうち』(岩下智香子監督)、8月31日公開
下北沢トリウッドと東京ビジュアルアーツがタッグを組んで、「お金を払って観てもらう映画」を創り出せる監督や撮影スタッフのデビュー作を支援する「トリウッドスタジオプロジェクト」が8作目になりました。
今回は、19歳の岩下智香子さんがオリジナル脚本で初監督する『ウチのはらのうち』。
出演は、松永渚さん(映画初出演の舞台人)、大河内奈々子さん、ウダタカキさん。
「綺麗事を言ってる自分がステキ」と思っていた主人公ちひろが、自分の“はらのうち”に向き合い、自立する物語。監督自身の体験と重なる、イマドキ女子の等身大のストーリーのようです。
わたしは残念ながら試写できなかったから、公開期間に見に行きます!
■公開日:8月31日(土)
■劇場:下北沢トリウッド http://homepage1.nifty.com/tollywood/
詳しくは公式ツイッター>> https://twitter.com/FilmTsp
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(2)ヨーロッパのアニメーション、300億円市場を生み出したCARTOONの功績
アヌシーのレポートでお伝えしてますけど、ヨーロッパのアニメーション市場がゲンキ、超ゲンキです。
長編アニメーションは年間1億2000万人を動員しています(ハリウッド作品含む)。
ヨーロッパではヨーロッパ製長編が年平均22本公開され、TVアニメ新作が年間400時間制作されています。
これ、TVアニメは25年前の12倍に成長。お金にすると、2億3000万ユーロ(約300億円)が投じられています。
アニメ大国なんて思っている日本人の知らぬ間に、EU諸国はアニメーションの大生産地・消費地になっていたのですねぇ~!
この活況を支えたのが、欧州アニメーション協会「CARTOON」です。
3月にわたしも参加した、Asia-EU Cartoon Connection(韓国ソウル開催)、そして25年続けているTVアニメのピッチCartoon Forum、さらに長編アニメのピッチCartoon Movieなどを主催する、民間団体です。
CARTOONの功績をまとめた一文を映像新聞に掲載してもらいました>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/63837180.html
ご興味あれば、次回「ガチトーク」(9月末予定)で名刺交換しましょ。
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(3)Pixar短編『The Blue Umbrella』のサシュカ・ウンセルド監督、「文化庁・世界映画人会議II」(2008年)で講演していた!
Pixarの「モンスターズ・ユニバーシティ」と併映された、短編アニメーション『The Blue Umbrella』が人気ですね。
予告編>> http://www.youtube.com/watch?v=lVFNRrL79w0
わたし・・・、アヌシーで見損ねました。
監督したのは、ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミーの卒業生で、StudioSOIの共同設立者サシュカ・ウンセルドさん。
実はサシュカさん、2008年に文化庁の世界映画人会議IIにパネルで出演して、体験を語ってくれました。
フィルムアカデミーのディレクター、トーマス・ヘーゲルさんの名代だったけど、彼の経験談はおもしろかったですよ。
サービスワーク(受注)に、自分たちのオリジナリティをどのように入れ込んで、満足できる仕事にしていくか、とか。
第4回世界映画人会議II 報告書>> http://blog.livedoor.jp/officeh_notebook/archives/2008-04.html
その後Pixarへ移籍するからと、「推薦状」を頼まれたりして・・・。
キャラクターアニメーション指向で、ビジネスセンスもあるサシュカさんが立派に成長(?)して、嬉しいです。
アヌシー2013でクリスタルを受賞した、クリス・ランドレスさんの『Subconscious Password』も良かったけど、『The Blue Umbrella』も来年のオスカーレースに出てくるでしょうね。
オフィスHがトリウッドで紹介してきた短編アニメーションには、サシュカさん&仲間、そしてクリスさんの作品もありましたね。
オスカー長編部門にノミネートされた、フランスのアラン・ギャノル&ジャンル・フェリシオリ両監督の短編もお見せしてきたし・・・。
今年は短編アニメーションの特集上映しませんが、わたしも少しは良い仕事してきたかな。な~んて。
WAT-世界のアニメーションシアターの短編アニメーションを貸し出しています>> http://www.wat-animation.net/
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(4)Annecy 2013レポート(仏語版)、Calameo掲載
Annecy 2013のレポート、フランス語版ですが、Calameoに掲載されています>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/63859009.html
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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
フランスのFolimageスタジオの短編アニメーション(字幕or吹き替え版)を貸し出します
http://www.wat-animation.net/wat_Folimage.html
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