2013-05-07

ソウルで1200のプロデューサー面談 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

去る3月ソウルで、1200超のビジネスミーティングがおこなわれた、「ASIA-EU CARTOON CONNECTION 2013」のレポートです>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/63580864.html
EUとアジアの17カ国から、アニメーションの国際共同製作に取り組む、国際派プロデューサーら約170名が集まったフォーラムです。
来年の参加に興味ある方はご連絡ください。

モントリオール国際子ども映画祭(FIFEM)のグランプリ、リスボン・アニメーション・フェスティバルの審査員特別賞など、昨年のアヌシーでの長編部門観客賞後も国際賞の受賞が続く、長編ドキュメンタリー・アニメーション映画『はちみつ色のユン』を上映しませんか?
見逃してしまったら、仲間を集めて、全国各地でみんなの上映を!
貸出を始めました>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/63625627.html

(1)Annecy 2013 長編コンペ入選作、Creative Focus入選企画
(2)第65回カンヌ国際映画祭で女優賞&脚本賞W受賞、『汚れなき祈り』
(3)練馬こどもまつり
(4)オタワとシュトゥットガルトの国際アニメーション・フェスティバル

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(1)Annecy 2013 長編コンペ入選作、Creative Focus入選企画

6月10日に開幕する、Annecy 2013(アヌシー国際アニメーション・フェスティバル)のTeaserです>> http://www.annecy.org/edition-2013/festival/focus-2013#teaser

フランスのCube Creativeの、人気シリーズ「Kaeloo」がラップ調でアヌシーをお知らせしています。
Cube Creative は、2010年のWATで上映した『Jean-Francois(水泳王ジャンフランソワ)』のTom&Bruno(Tom Haugomat、Bruno Mangyoku)のユニットが活躍しているスタジオです。

長編部門コンペの入選作品9本も発表されています>> http://www.annecy.org/annecy-2013/festival/official-selection:c5
日本からは1本、『ベルセルク 黄金時代篇 II』がノミネートされました>> http://www.berserkfilm.com/news/?p=1279

アニメーションの新企画を支援する「Creative Focus」も、265の応募企画の中から、短編、長編、TVシリーズ、そしてクロスメディアの各カテゴリーが決定しました。
予選通過した企画は、6月11日~14日のMIFA期間にピッチされます>> http://www.annecy.org/news:a471

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(2)第65回カンヌ国際映画祭で女優賞&脚本賞W受賞、『汚れなき祈り』

映画宣伝をしている友人が携わった『汚れなき祈り』公開を知らせてもらったのですが、HNewsでのお知らせが遅くなってしまいました。
『汚れなき祈り』(監督、脚本:クリスチャン・ムンギウ)は、2005年にルーマニアで起きた事件を元に、人里離れた修道院で悪魔祓いの犠牲となった2人の若い女性と修道院の人々を描いた長編映画です。

悪魔祓いというのはショッキングな題材ですが、閉塞された空間での集団心理の悲劇。
これは日本でも、どこでも起こりうることのように感じます。
風通しが悪くなると、人の心に悪い虫がうごめく・・・。風通しはよくしておかないと。

『汚れなき祈り』は全国順次ロードショーされます>> http://www.kegarenaki.com/

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(3)練馬こどもまつり

東京・練馬区で「練馬こどもまつり」が、5月11日(土)に開催されます。
会場は、光が丘会場(都立光が丘公園の芝生広場)、石神井会場(都立石神井公園の石神井池南側広場)
練馬は“アニメのふるさと”を謳っている自治体の一つです。まつり当日は、アニメーションの出し物もあるようです。
詳しくは練馬区のHP>> http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/jidokan/kodomomaturi/kodomomaturi.html

練馬では、アニメミュージアムの会などが中心になって、夏休みに「屋外アニメ上映会」もおこなわれます>> http://animamuseum.blogspot.jp/2012/08/2.html

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(4)オタワとシュトゥットガルトの国際アニメーション・フェスティバル

ロボットの稲葉卓也さんが脚本を書き、監督した短編アニメーション映画『ゴールデンタイム』を見せてもらいました。
同じロボットの加藤久仁生さんの『つみきのいえ』を初めて見たときに感じた“予感”に近いものを感じました。
公開されたら、どうぞ観てください。

4月23日~28日に開催された、ドイツ・シュトゥットガルトのアニメーション・フェスティバル「Internationales Trickfilm-Festival Stuttgart」も、いろいろな情報をメールで伝えてくれるのですが、HNewsでお知らせすることが少なくて、ごめんなさい・・・。
シュトゥットガルトも回を重ね、今年は20回目だったそうです。
近郊には、あのバーデン・ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミー(Filmakademie Baden-Württemberg)があります。
シュトゥットガルトをドイツのハリウッドにしようと、州政府もコンテンツ産業振興に力を入れています。映画祭は、アヌシーと開催日が近いのですが、徐々に独自色を出しつつあるようですね。
しばらくシュトゥットガルトに行っていません。「今年は・・・」と思いつつ、調整がつかなくて残念です。
ITFS公式サイト>> http://www.itfs.de/en/home/
バーデン・ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミー>> http://blog.livedoor.jp/officeh_notebook/archives/51559487.html

今年は、新人賞に当たるLotte Reiniger Promotion Award for Animated Film賞に、日本から出品された大川原亮さんの『タマゴノカラ』(A Wind Egg)が選ばれたそうですね。

ITFS公式サイト>> http://www.itfs.de/en/

9月は、カナダのオタワでアニメーション・フェスティバルですね。
OIAFの情報チェックもお忘れなく>> http://www.animationfestival.ca/

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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp

フランスのFolimageスタジオの短編アニメーション(字幕or吹き替え版)を貸し出します
http://www.wat-animation.net/wat_Folimage.html
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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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