2013-04-12

集団でものを作っていくムズカシさを思い知った:『ふたりのイームズ』クロスレビュー このエントリーを含むはてなブックマーク 

イームズチェアしか知識がない状態で鑑賞したのですが、とても楽しめました
むしろイームズ夫妻についてあまり知らない人が観た方がおもしろいかもしれません

イームズ夫妻はいろんなことをやっていたんですね!
映画を撮っていたこと、企業のプロモーションを依頼されていたこと、万博のパビリオンデザインなど…
もの作りやデザインをやっている人が見ればきっとおもしろいと思います

軽い感じのドキュメンタリーかと思いきや、彼らのデザインに対するアプローチはもちろん、元スタッフたちの悪口大会に始まり、最後はなんと愛人登場という!
集団でものを作っていくムズカシさというのものを思い知りました

チャールズにはカリスマ性があり、レイが複雑な気持ちになっていたというのは同じ女性として切ない
しかし画家であるレイの卓越したセンスがあってこそ、あの温かみのあるデザインになり、イームズオフィスは成り立っていたのだと思う
そしてチャールズもレイを頼っていた、という絆には憧れます

レイがメモ魔で、たばこの箱やいろんなものにメモを残していたという話しがとても好きだ

彼らが映画を撮っていたことは知らなかった
ただの広告映像ではなく、なんだか短編集のようなわくわくが詰まった映像だと思いました

イームズのオフィスは遊び心あふれる所で素敵
何でも柔軟に対応できるオフィスは素晴らしい!
不思議な関係のふたりだったと思うけど、こんな夫婦になりたいなと思った

“ 最小の材料で最大の顧客に最高の商品を ”

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machipochi

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