アヌシー2012で長編部門観客賞を受賞した、ドキュメンタリーxアニメーション映画『はちみつ色のユン』の都内上映がロングラン決定しました!
去る12月22日の公開から、多くのお客様にご好評をいただいています。
初日と2日目は、来日したJung監督が舞台挨拶し、来場された多くのお客さまと交流されました。
Jung監督 来日時の挨拶より:
これは僕の自伝です。
僕はアイデンティティを探し求めてきました。
アジアか、ヨーロッパか、どちらかを選ばなくてはいけないと考えたことはありません。
僕には二つのアイデンティティがあるのです。
そしてアイデンティティは絶えず動いて、変化しています。
この映画は、母親たちへのオマージュです。
育ててくれた母と、意に反して僕を捨ててしまった産みの母、両方へのオマージュです。
実際に劇場でご覧になったお客さまは・・・
「私は日本人だと自覚しているが、自分が何者であるかという問いに答える明確な基準は実はないのかもしれない」
「自分の居場所を見つけた」
「自分と向き合ういいきっかけになった」
「この映画を観られて心から感謝しています」
「ユンを応援しながら観るうちに、やがて自分の方が励まされていることに気づく」など・・・
国際養子、韓国の歴史、子ども・家族の問題という映画の設定を超えて、観客それぞれの”わたしの物語”が日本中に広がろうとしています。
そして、作家の天童荒太さん、女優の東ちづるさん、アニメーション作家の山村浩二さん、映画作家の想田和弘さんら、著名人からも絶賛の声をいただいています>> http://hachimitsu-jung.com/coment.html
朝日新聞、毎日新聞、各種WEBサイトなどでも、Jung監督の言葉が報じられました>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/63402190.html
NHKEテレ「テレビでフランス語」では、2月6日(水)に監督のインタビューが放映される予定です。
大好評のため、公開7週目となる2月2日(土)からも都内二館で上映が延長されました。
■ポレポレ東中野 http://www.mmjp.or.jp/pole2/
■下北沢トリウッド http://homepage1.nifty.com/tollywood/
※上映時間が、2月2日から変更になります。劇場HPでご確認ください。
さらに、全国上映も続々決定!
3月より、大阪・第七藝術劇場、神戸・元町映画館、京都・京都シネマなど、日本各地で公開される予定です。
2月からは、自主上映会の申し込みの受付も開始します。
自主上映、学校・授業での上映など(料金3万円)。
上映貸出の条件や申込手続きは公式HPでご確認ください(近々アップします)>> http://hachimitsu-jung.com/
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「とても良い映画をありがとう」と声を掛けてくださったみなさん、ありがとうございます。
みなさんの声にわたしも励まされました。
この映画を日本で公開して、本当に良かったと思います。
「はちみつ色のユン」に、あなたの物語を見つけてください。
そして、生き抜く勇気を分かち合いましょ・・・。