2012-05-30

『ギリギリの女たち』クロスレビュー:抱きしめたくなるような作品 このエントリーを含むはてなブックマーク 

心に染みた、大好きな映画『春との旅』の小林政広監督の最新作を見せて頂ける、
とても貴重な試写会に参加させて頂きました。

長い間、離れ離れで暮らしてきた3姉妹が、まだ震災の爪跡が残る宮城県の自宅に、
何かに惹きつけられるように集まり、互いにののしり合い、
それぞれの思いを叫び、傷つけ合い、ぶつけ合っていく姿を描いています。

いやぁ・・・、

息ができなくなりそうなくらい苦しかった、切なかった。
心が張り裂けそうになりました。

でも、3人とも、それぞれの場所で必死に生きてきたから、あんなに必死に叫べるんだよね。
そして、姉妹だからこそ心を開き、お互いをぶつけ合えるんだよね。

それぞれの思いを力いっぱいぶつけ合って、
また明日からも頑張ろうって心情が変化していき、前を向いて颯爽と生きようとする姿に、
3姉妹一人ひとりがと~っても愛おしくなりました。

私にとって、この作品は、愛おしくて抱きしめたくなる作品になりました。

見終わった後、カレーが食べたくなりました。

見終わった後、離れて暮らしている妹に逢いたくなりました。

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ぐーぐー

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“映画と動物が大好物”