ずっと公開を待っていたこの映画!
やっぱりヴィダル・サスーンって人はすごいと改めて思いました。この映画で彼がめぐまれない幼少期を過ごしたことを初めて知りました。そのことの影響なのか、いつも周りの人たちに自分のことを確かめるかのように聞いていたというエピソードは、すごく印象的でした。
すごい人なのだけど、人としての感情が強く、きっと生涯トラウマのように取り憑かれていたのかと思うと、なんだか切なくなり、また、彼の強さが伝わりました。
いつの時代も、何かを新しく切り開く人ってすごい!とても刺激をうけました。私も美容に携わる仕事をしていますが、この仕事の勉強に終わりはないですね。ヴィダル・サスーンのように何かにとりつかれたかのように仕事にうちこんだら、なにか新しいものが見えてくるんだと思います。
残念なことに偉大な美容師がまたひとり亡くなってしまったけど、ヴィダルは全世界の美容師たちに忘れれることのない人でしょう。私もその中のひとりです。これからの私にとてもプラスになった映画でした。クリエイティブな未来を描いている方、ぜひ観てみて下さい!!