映画見たことなくてDVD1-4一気に見た。
とくに1-2。無知な自分が恥ずかしい。
これがリアルだとしたら見ておくべき。
彼らが何を思って、感じて生きているのか。
rapやdance、graffiti、ファッション、色んな文化。
それらが生まれてきた背景を知ったら、ただ単にストリートがカッコいーなんて言えなくなる。
逆に、そっちから入るんならちゃんとこういうのも知っとくべきだなーと痛感。
3では、黒人と白人とチャイナと日本人の少年達が遊んでる場面があるんだけど、貴重な画になってた。
将来自分の子供にはこういう経験させたいって思った。
ただ、確実にblackとwhiteの差別っていうものが表れてました。
自分達は日本に住んでて、日本人っていう中に存在してるから、差別なんて他人事にしか感じてない。
日本っていう中にいて、守られてるから。
そういう意味では、自然と差別意識みたいなのが植え付けられてるかも知れない。
自分たちが外に出て、差別される事を経験してみなきゃわかんないと思う。
TVでよく貧しい国の人々たち~みたいな特集あるけど、意図は何なんだって思う。
見てて泣いちゃったりも多々ある。人って辛い事は見たくない、知りたくない。
世界で起こってる事知るのはもちろん大切。
でも、それ見てるのは不自由ない生活してる人たちで、それを見ての感想は、可哀相って事や自分も節約とか頑張りますとか。
そして、結局は、自分たちは幸せで良かった~って事。
若干、よしじゃあボランティア活動しようって思う人がいる位。なんじゃないかって思う。
そんな私も、見て終わってしまう一人なのだけど。
TVでやんのは、貧しい=黒人ってイメージで、同情を誘うようなものばっかり。
この時点で「差別」が起こってる。
この話は、スラムで生活してる少年が成長していく過程なストーリーで、お涙頂戴てきなモノじゃない。
たくましく生きてるし、スラムは楽しいって言ってる。
どっち寄りの立場でもないから、客観的に見れた。
実際のスラムには行った事ないけども、少なくともこれ見て偏見は少なくなった。
ただ、ここでもまた権力社会で、スラムの中での上下関係っていう内での差別も起こってるんだという事。
とりあえず、見んのにすごい体力要った・・・。