去年の終わりから体調を崩したのもきっかけで、最近ラーメンを少し自重し(爆、でもそのかわり[うどん]にまで手を出しはじめてますww。で、今日は新宿の[東京麺通団]というところへ家族で行ってきたんですが、まだまだうどん暦の浅い私でも美味しく食べられ満足でした。とりあえず暖かいうどんより、冷たいほうが歯ごたえがあって好きみたい、、、というか、暖かいうどんで美味いと思ったものにまだ出逢っていないのか?
で、そのあとビルの6階にある[LOS APSON]というレコード屋に。カミサンが店長さんと知りあいだということで、名前は聞いていたんですが実は入ったことなかった。入ってすぐ「どうしていままで来てなかったんだろ?」ってくらい居心地が良く、気さくな店長さんともお話しできてすぐに和む(途中地震があってCDが棚から落ちてきたりして焦ったww)。
その店のなかにあったのが、このCD。P.J.L(ポリスターのジャズレーベル。タンナカさんという非常に個性的な人がオーナーで、僕のソロ[FOSSA MAGNA]の発売元)からの初CD化らしく、個人的に名前も知らなかったんですが、ジャケからもう絶対に良い感じが伝わり、聴いてみてやっぱり大正解。
全ての楽器を自分で演奏しているのですが、この楽器の内容がまた凄まじい。ウッドベースを基本に、ドラム、Solina、Wind Machine(ラック・シンセのことか?)、チェンバロ、フルート、大正琴、二胡、そして自作のPiccolo bass。特にボコーダーシンセが随所に出てきて、しかもその使い方がテキスタイルに捕われなく独創的!。#5なんか、小曲ながら最近聴いたどのアンビエント・トラックのなかでも秀逸。81年の発売という、まさにクロスオーヴァー全盛な音像だけど、これはそのスキッとした音像を見事に使った好例ですね。質感としては、エルメット・パスコアルにちょっと近いかな(そういえば彼も自身の演奏だけで作ったアルバムがありますね)。
他にもこの鈴木勲さんの音源が2枚P.J.Lから発売しているらしいので、コレもぜひ聴いてみたい。ちなみにこの人、アート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズにも在籍していたという凄い経歴の人でした。日本のジャズメン、ほとんど知らないんですよ、僕。良い機会だから探ってみようかなぁ...