東京経済大学でのライブが終わり、ほっとしたのもつかの間『刃ノ夜』の準備にかかっております。
明日は会場の神楽坂エクスプロージョン下見、小金井に移動し打ち合わせ&リハ。なんと構成はこれから作ります。頭の中には概要は出来ているのですが、文字にすると物理的な矛盾等が出てくるので調整必須です。
混沌の首の構成には、実は何重もの意味が折り込まれています。
密教に関してはもちろん口外出来ませんし、心理面に関しては効果を薄めぬよう伝えない部分も多いです。理由や目的を知りたがるのは顕在意識ですからそれを対象にせず無意識に焦点を定め、我が我がと主張してやかましい顕在意識を黙らせ潜在意識とコンタクトするのが瞑想の第一段階です。
「無意識はたとえが大好き」とは催眠療法の世界で言われる言葉です。
催眠術師は他者を操ると勘違いしている方も少なくありませんが、暗示に他者暗示は存在せず全て自己暗示です。催眠術師、ヒプノセラピストとは顕在意識に気取られない様に潜在意識に語りかける通訳のようなものと私は考えています。
暗示にかかりやすいのは、想像力豊かで頭と心が柔らかい方です。反対にかかりにくいのは理屈っぽく疑り深い方です。これらは「動く瞑想」の向き不向きにも通じますので、誘導を少ししてみれば動く瞑想を深め易いかが大体解ります。
人は元々の素養が異なりますから、平等主義的に足並み揃えてなど不可能です。
歩みの遅い人に合わせて共倒れるのは優しさでは無く、白痴的偽善行為に過ぎません。立ち止まった人を捨て置いても振り返らずに歩を進めるのが修行なのです。そうしてもしかしたら、歩みの遅い人がものすごい近道を発見して一番に目的地へ辿り着くかもしれない。そうならずのたれ死ぬかもしれない。何にしろそれらは当人の問題です。
「根源」へ向かうとの目的を現実ととらえておるならば、歩みの遅い人も早い人も自分が一歩でも先にゆくのが全体の一歩と同義と実感出来ましょう。
「大乗」「小乗」など、ある一派が敵対する一派を貶め自分達を優位づけるために作り出した言葉に過ぎません。自も他も無い境地とは死にものぐるいの「自行」からの感得でしかあり得ず、「人の為に」「皆一緒に」などという人間基準の倫理のようにとらえるのは大きな誤りです。
根源に即しておれば「自」には意識せずとも「他」が絡まって来るですから、自分の為だけを考えるのが正しい行の姿勢なのです。
羅入
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以下、今年最後の「混沌の首」瞑想ライブ。
どうぞ足をお運び下さい。
瞑想ライブ Diamond Realm live 卍19
in「血刃了企画 / 刃ノ夜〜第四夜 爆宴〜」
詳細→ http://www.grottesco.net/yotei.htm
■ 混沌の首 参加メンバー
構成・真言・動く瞑想:羅入
音構成・noise:石川雷太/Erehwon
noise:昼間光城/Erehwon
和太鼓:植田昌吾
供養舞・動く瞑想:神林和雄
動く瞑想:細野紅葉、山本紗由、石橋正光、吉田良
■ 開催日/2010年12月17日(金)
■ 時間(予定)/開場 18:30、開始19:00
*混沌の首は19時からですが、開場時より瞑想しています
■ 出演/混沌の首、血刃了、空間破壊、UP-TIGHT
■ 料金/前売1800yen・当日2000yen(どちらも+1ドリンク)
■ 会場/神楽坂EXPLOSION
東京都新宿区矢来町 112番地第二松下ビルB1F
TEL.03-3267-8785
地図→ http://www.kagurazaka-explosion.com/access/index.html
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混沌の首HP
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