2010-12-01

WAT2010開催中、12月1週目の映画祭情報 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

「世界のアニメーションシアター WAT2010」も、残すところ10日となりました。
12月10日(金)が最終日です。
7つのプログラムの順番は週替わりです。劇場のHPで確認してから、ご来場ください。
トリウッドのHP>>http://homepage1.nifty.com/tollywood/

13時~22時まで7プログラム制覇する方も出ています。
「どれを見ようか迷う」って声がたくさん聞くのですが・・・全部どうぞ~!
二度と日本で上映されない作品もあるかも。見逃して悔しがるより、短編見過ぎでクラクラってステキ、でしょ・・・アヌシーの映画祭気分になれます。

この週末トリウッドでは、12月3日(金)~5日(日)のスニークプレビューで日本の短編アニメーション上映会もあります。
<テイタッパ> >>http://www.teitappa.com/

(1)2010予告篇ZEN映画祭~北鎌倉で予告三昧、12月11日
(2)ポーランド映画祭、12月4日~10日
(3)フランス・Festival du film de Vandome、12月3日~10日
(4)ヨーロッパ・Les e-magiciens 2010、日本作品登場、12月1日~3日
(5)史上初のクレイ・アニメーションTVシリーズ「ガンビー」
編集後記

★★茶処いとう★★
金粉入特選煎茶「吉兆 大福茶」(1050円)、今年も限定販売開始!
http://blog.livedoor.jp/asaka_chadokoro/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(1)2010予告篇ZEN映画祭~北鎌倉で予告三昧、12月11日

鎌倉で、予告篇をの映画祭を毎年開催する、岡博大さんから「今年も、やります」というメールが届きました。
海外での評価も高い、小津安二郎監督と縁の深い北鎌倉の禅寺で、予告編の映画祭です・・・そそられる。

小さな手作り映画祭ですが、新たなアプローチで、観客層の掘り起こし、映画文化の底上げに貢献できたらと精進しています。

2010予告篇ZEN映画祭 ~北鎌倉で予告三昧
■日時:2010年12月11日(土) open13:00 start13:30
■会場:北鎌倉「浄智寺」 書院・常安(JR横須賀線・北鎌倉駅徒歩8分)
■入館料:【1】\1500【2】\500(1drink)【3】\1500 【パスポート】\2500
■プログラム:
【1】予告篇で愉しむ映画講座 13:30-15:30
   トークゲスト:加藤直輝監督/「アブラクサスの祭」(2010)
   テーマ:「映画とお坊さんとノイズ」
   ロック道に精進する悩める禅僧の物語。音楽、映画、人生のノイズとは?
   予告篇やサウンドトラックの紹介を交えて作品の魅力を探る。
   原作は玄侑宗久、主演・スネオヘアー、音楽・大友良英。
   監督は東京芸大大学院映像研感動の概念を解き放つ試み、映画遍歴も紹介する。
   +坐禅体験入門 講師:朝比奈恵温(浄智寺住職・円覚寺教学部長)

【2】2010予告篇コンペティション  16:00-17:00
   魅力的なの映画の予告篇を招待上映。観客投票にてグランプリ・入賞作品決定

【3】予告篇で愉しむ映画講座 17:30-19:45   
   トークゲスト:富田克也監督/「サウダーヂ」(2011)
   テーマ:映画とフルサト
   新作予告篇をプレミア上映。
   山梨・甲府、建設作業員の日本人ヒップホッパーと外国人労働者ら、
   若者の叶わぬ思いと郷愁を描く。
   「国道20号線」(07年)など故郷を舞台にインディペンデント映画を創作、
   全国で自主上映し続ける映像制作集団「空族」の奇跡と展望を聞く
   +ドキュメンタリー映画「Furusato2009」上映

*後夜祭 2010予告篇グランプリ・入賞作品の発表と講評

詳しくは公式サイト>>http://www.trailerfes.jp/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(2)ポーランド映画祭、12月4日~10日

世界のアニメーションシアター WAT 2010でポーランドに関わる作品をやり、イザベラ・プリュシンスカ監督とも親しくなり、ポーランドに興味を持ち始めています。
>>プログラムAのイザベラさんはポーランド出身
http://blog.livedoor.jp/officeh_notebook/archives/51558797.html

>>プログラムEの『ことばの狩人』の挿入歌を歌うのが、ポーランド出身でパリで活動する女性シンガーソングライター、アルドナ・ノヴォヴィェイスカさん。
スラブ系音楽が、さまざまな原語のタイポグラフィをモチーフとした美しい映像とベストに合う。すっごく良い!!
http://blog.livedoor.jp/officeh_notebook/archives/51579374.html

ちょうど「ポーランド映画祭」が開催されるそうです。
■日時:2010年12月4日(土)~ 12月10日(金)
■会場:恵比寿ガーデンシネマ
■参加費: 1回券 1,300円均一(税込)
■前売券:チケットぴあにて発売中 「ポーランド映画祭」Pコード:557-160/当日券なし
■問い合わせ:03-5420-6161

■プログラム:ワイダ、ポランスキ、キェシロフスキ監督作品で知られたポーランド映画。今回は、次世代を担う監督たちによる6作品を日本初公開。

詳しくは公式サイト>>http://www.tokio.polemb.net/index.php?document=464

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(3)フランス・Festival du film de Vandome、12月3日~10日

フランスは大雪・大寒波に襲われているそうです。
交通も大混乱・・・政府の緊縮財政政策に反対する全国ストライキで大混乱したばかりだけど。
大雪の被害が出ている、レジョンサントル(古城観光で有名なロワール河沿いの地域)のヴァンドームで映画祭が開催されます(12月3日~10日)。

映画祭としては小規模でご当地的ですが、この地域のCentre Images(サントルイマージュ)に注目しています。
短編映画・アニメーションの制作支援を積極的にしているからです。
地域での制作を振興するために、レジデンスなど、小規模な作家を手厚く支援しています。フランス在住の日本人作家がレジデンスでアニメーション制作しているそうです。

ヨーロッパの映画祭では当たり前なのですが、ここでも制作関係者のミーティングが用意されています。こういう情報交換が次ぎの企画を広げるんでしょうね。

映画祭の公式サイト(仏語のみ)>>http://www.vendome-filmfest.com/
Centre ImagesのHP>>http://www.centreimages.fr/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(4)ヨーロッパ・Les e-magiciens 2010、日本作品登場、12月1日~3日

昨年はわたしもスピーチをさせていただいた、ヨーロッパのディジタルクリエイターの若手が集うLes e-magiciensが今年も開催されます。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/60094695.html

そして日本の短編アニメーション特集も組まれています。
■ICAF 2010(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル)の上映
http://www.e-magiciens.net/uk/fiche.php?id=60

■DoGA CG Anime Contestの上映
http://www.e-magiciens.net/uk/fiche.php?id=60

ライブのルポがオンラインで出ますよ・・・
詳しくは公式サイト>>http://www.e-magiciens.net/uk/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(5)史上初のクレイ・アニメーションTVシリーズ「ガンビー」

みどりのクレイキャラクター「ガンビー」、見れば見るほど、素朴で、ポップで、かわいい。
リマスター版のDVD発売中です>>http://columbia.jp/prod-info/COBM-5830/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
編集後記
WAT2010が始まり2週間が過ぎたというのに、まだ作品と監督の紹介を更新中です。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/61407127.html
英字新聞デイリー読売の松丸記者が女性監督3人にインタビューしてくれたQ&A元原稿とか、
『リディンゴ島のこどもギャング』(プログラムE)から見えるスウェーデンの政治情勢とか、
『アングリーマン~怒る男~』のアニータ・キリ監督のメーキングの訳文とか・・・ネタは集まってるんだけど。仕事が遅くてすいません、トホホ。
デイリー読売のインタビュー「Short on time, long on message」>>
http://www.yomiuri.co.jp/dy/features/arts/T101111004161.htm

Twitterとやらもやってません。
いちいち“つぶやき”を投稿するかぁ・・・!?って、抵抗あるし。それどころか、ハマりまくって、またまた仕事が遅れるって恐怖もあるし。
12月5日(日)、トリウッドへ行きます。つぶやきは、顔を見ながらやりましょう。

キーワード:


コメント(0)


伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


月別アーカイブ