2010-11-15

写真一夜8カット目 このエントリーを含むはてなブックマーク 

昨晩は、ご来場のみなさま、出演者のみなさま、おそくまで、ありがとうございました。ご覧いただきましたように、随分と、熟成した、濃い〜イベントになりましたね。昨晩は、興奮したままなかなか寝付けませんでした。

写真一夜も、最初期は、入場者数の多さをアピールしてましたが、実は、どこかで、入場者数しか自慢できなかったわけですが、これからは、堂々と発表する内容のスゴさをアピールしていけます。

というのも、営利目的のイベントなら、観客動員数がイベント成功の目安ですが、写真一夜は、写真文化の発信基地を目指したもので、どれだけすごい作品と出会えるかを売りにしたいわけですから。とはいえ、集客目的の告知活動は、まだまだ必要な現状は事実です。発表する写真の内容が、1年ちょっとで随分と深まったように、写真一夜に行くと、すごい写真と出会える、そんな風潮を浸透させ、とくに、告知活動の必要なく、お客さんが自然と集まる環境を目指そうと思います。

心のどこかで、作品にさえ魅力があれば、告知せずとも、お客さんは自然と集まると信じたい気持ちもありますね。

次回、写真一夜9カット目は、1月16日(日曜日)です。
物撮り対決のテーマは、大豆製品。
きな粉、豆腐、醤油、納豆、大豆そのものでも構いません。
日本人の食文化に密接した身近な素材です。
しかし、輸入に頼り切った現状を思うと、当然、大豆は日本人だけのものではなく、異文化の中の大豆の姿もあることでしょう。
大豆、および、大豆製品をテーマとすることで、物撮りの背景にある文化の違いをどのように表現するか、そこらへんを競い合いたいと思います。

無審査自由部門も随時募集してます。
写真表現ならばなんでも構いません。
写真という表現の境界線ぎりぎりでも、本人が写真だといいはれば、なんでもOKです。
写真表現とは、もっと幅広いものですから、アートだけが写真作品ではなく、記録的なものや、個人的なものでも、政治や宗教に絡んだタブーに触れるものも歓迎します。
ただし、誰よりも厳しい自己審査を求めます。無審査自由ですから、作者以外の品質保証はなく、もしかしたら、誰にも認めてもらえず、総スカンを喰らうかもしれませんので、絶対的な自信作しか発表できません。

写真家と観客のサシの勝負、それが写真一夜です。

キーワード:


コメント(0)


米原敬太郎

ゲストブロガー

米原敬太郎

“ビジュアルショックフォトグラファー”