2010-11-13

明日、写真一夜 8カット目 このエントリーを含むはてなブックマーク 

写真家が、本気で撮った写真を作品をスライドで見せながら、今、考えていることを熱く語ります。スライドショー終了後は、そのまま交流会になりますので、ブックをご持参いただくと、作品紹介できます。写真が好きな方なら、写真家以外も大歓迎です・・・・・・とオフィシャルチックなことを書いてみたが、mixi日記なので、もうちょい実感に近い感想を書くと、写真一夜も、8回目にして、熟成して来た。

今回、僕は、一切、出演交渉していない。今回の出演者は、写真家が写真一夜で発表したいと、自ら、手を挙げてそのまま出演という流れだ。しかも、そのレベルが、ものすごく高い。

当然ながら、作品を見せる以上、その作品の質が問われる。無審査自由だと質が問えない。この矛盾が両立したというのが、写真一夜が熟成してきたという感想に繋がる。

写真一夜の前身として、カメラマンサミットというイベント名で似たようなのを企画していたが、その時に、将来的な目標として、世界最強のビジュアルマガジンを作る!と話し合っていた。今回は、その世界最強のビジュアルマガジンに近づいた実感がある。その大きな目標を語れる水準に来たことを嬉しく思う。

勘に過ぎないが、ビジュアルマガジンを企画するにあたって、もしも世界最強を目標にするのなら、写真家の裁量に任せた完全自由方式でないと目指す高みには届かない気がして、それが、写真一夜の無審査自由にもつながっている。もちろん、無審査自由とは、普通に考えて、作品の質を維持できそうにない。だから、これまで、さんざん、なんらかの選抜や審査が必要なんじゃないのとアドバイスを受けて来たが、頑として、無審査自由を主張して来た。なぜなら、僕が出演者や作品を選ぶということは、その作品の品質保証を、僕がするということで、選ばれた作者は、選ばれた安心感が生まれてしまう。

しかし、そんなことじゃ、とんがれないじゃないか!

作品の鑑賞時に、作者と観客のサシの勝負を演出したい。

もしかしたら、誰にも認めてもらえず、総スカンを喰らうかもしれない状況だからこそ、絶対的な自信作しか、写真家は発表できなくなる。

だから、とんがれるんだ!

写真一夜も、ようやく、そういう緊迫した空間に熟成して来た。

個人的には、先週撮影した最新作を、これから、仕上げなきゃ・・・ドキドキ・・・

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写真一夜 8カット目
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http://www.uplink.co.jp/factory/log/003750.php

日時:11月14日(日)18:00開場/18:30開演
料金:¥1,000(1ドリンク付き)
出演:青山裕二
   今林せいじ
   KIYOMASA
   斎藤泉
   シセイマサミ
   堤正春
   本田宗一郎
   増田賢一
   間野真由美
   松浦文生
   八倉巻弘行
   山口亮二
   米原敬太郎
    (50音順/敬称略)
会場:UPLINK FACTORY 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F
   tel.03-6825-5502

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米原敬太郎

ゲストブロガー

米原敬太郎

“ビジュアルショックフォトグラファー”