2010-08-31

”9月なのに酷暑”を忘れるイベント このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

ものすごく暑い。どーしちゃったの。去年の今頃の東京は秋風が心地よかったな・・・
深夜なのに冷房ないと、PC抱えた仕事はできない。
しかも、今敏さんと川本喜八郎さんの訃報が続き、2010年の酷暑は記憶に残るでしょう。

夏休みなく、せっせと「世界のアニメーションシアター WAT2010」の上映作品の権利処理。
今秋は、あの『アングリーマン ~怒る男~』も上映予定です。アヌシーの審査員特別賞、観客賞、そして広島のグランプリなど、今年のフェスティバルサーキットでトップを走る、1本です。
そういうことだけでなく、みなさんに観てもらいたいのです。悲惨な児童虐待が続いています。『アングリーマン ~怒る男~』は家庭内暴力の傷から立ち直ろうとする子と、暴力を振るってしまう父親の物語です。
「世界のアニメーションシアター WAT2010」公式発表はまもなく。ご期待ください。

Hレポート「0年代・ヨーロッパのアニメーション:1999年~2010年、アヌシーの定点観測」好評発売中。
この機会に、0年代の傾向と10年代の観測を固めて、5億人のヨーロッパで、あなたのアニメーションを花咲かしましょう!
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/folder/1501417.html

(1)東京国際アニメフェア2011、募集中
(2)ゲーテ・インスティトゥート「彷徨える世代と大きな企画」、9月3日
  作家クリスティアン・クラハトによる朗読と
  フラウケ・フィンスターヴァルダーの映画上映の会
(3)久里洋二漫画展「太陽はどこへ行くの?」、開催中
(4)日本・カナダ合作映画『トイレット』
(5)日韓ビジネス・キャンパス2010、9月4日
(6)第2回日韓コンテンツビジネスフォーラム、9月8日
(7)アニメーションズ・フェスティバル 2010、9月18日~
(8)デザイン誌AXIS主催の落語会、ゲストは柳家花緑さん、10月13日
(9)Phil Mulloyさんの長編アニメーション映画『Goodbye Mister Christie』

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お祝いの記念品や返礼のお品として、御名入れした美しい和紙茶缶はいかがでしょう!
http://blog.livedoor.jp/asaka_chadokoro/archives/618799.html

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(1)東京国際アニメフェア2011、募集中

前回のNHewsでお知らせしましたが、夏休み中でご覧になれなかった方のためにもう一度。
■クリエイターズワールド 参加募集
■東京アニメアワードコンペティション 作品公募

来年20回目を迎える、東京国際アニメフェアが「クリエイターズワールド」の参加者と「東京アニメアワードコンペティション」の作品公募のお知らせです。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/61037992.html

「クリエイターズワールド」、日本の若手作家をフォーカスする企画で、毎回楽しみにしています。

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(2)ゲーテ・インスティトゥート「彷徨える世代と大きな企画」、9月3日
  作家クリスティアン・クラハトによる朗読とフラウケ・フィンスターヴァルダーの映画上映の会

ゲーテ・インスティトゥートの連続企画「彷徨える世代と大きな企画」のお知らせです。
ドイツでは幼年期から思春期にかけての時期は、あれこれ思い悩むことなく成長する人生の黄金期である、と言う人もいます。しかし実際は多くの若者にとって人生でもっとも辛い時期でもあるのです。
ドイツの文豪ゲーテの世界的に有名な小説「若きウェルテルの悩み」に描かれているように、いつの時代にも若者は悩みながら生き、なにかを探し続けて彷徨うもののようです。
新しい連続企画ではこういった、若者たちの関心事や、悩み、憂いや悦びについて、また日本とドイツで共通していていることや異なる点について、考えてゆくシリーズにとする予定です。

1回目は、現在ドイツ語圏の若手作家として人気の高いクリスティアン・クラハトと映像作家のフラウケ・フィンスターヴァルダーを迎え、朗読と映画上映の夕べを開催します。
■開催日:9月 3日(金) 19:00から
■会場:ドイツ文化会館ホール
詳しくは公式サイト>>http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja6383309v.htm

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(3)久里洋二漫画展「太陽はどこへ行くの?」、開催中

久里洋二さんの新作漫画を展示です。
さらに、2009年にオノ・ヨーコさん、小山田圭吾さんによって新たな音楽を吹き込まれ、蘇った「The Sun Is Down」の映像作品も公開予定とか。

会期:8月30日~9月11日(土)
会場:art space kimura ASK?
詳しくは公式サイト>>http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/2010/kuri2010.htm

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(4)日本・カナダ合作映画『トイレット』

『かもめ食堂』の荻上直子監督の新作『トイレット」』が公開されています。
撮影はカナダ・トロント。監督と主演のもたいまさこさん以外すべてカナダ人スタッフによる撮影だったそうです。
試写に行ってきました。
もたいさん演じる”ばあちゃん”、日系の母を持つ3兄弟。
彼らの接点であった”ママ”が病死し、英語が話せない”ばあちゃん”と、3兄弟、そして猫のセンセーの共同生活が始まる。
言葉を越えた絆で結ばれていく4人。
それぞれに個性的で、いや一癖二癖三癖・・・癖だらけ。なんだけど、どこか”自分”を投影されているようで引き込まれる。
流行物の刺激もなく、大事件もなく、もちろんCG特殊効果もない、映画。
観て良かったと思わせる。
協力 TOTO、でした。ウォシュレット、外国でも売れる・・・電気無駄使いと思われなければ、ね。

詳しくは公式サイト>>http://www.cinemacafe.net/official/toilet-movie/

カナダといえば、カナダ大使館でおこなわれる、子供向け図書を読む会に顔を出しました。
大使館の図書室で、児童書の読み聞かせやゲームなどをする会です。
今回は、ケイティ・ヴァン・キャンプさんという、パートナーの仕事都合で東京に滞在している作家が書き下ろした絵本「ハリー・アンド・ホージィー(Harry and Horsie、http://www.harryandhorsie.com/)」でした。
ケイティさん自らの読み聞かせで、こどもたちは大興奮。

主人公の男の子ハリーが、お気に入りの馬のぬいぐるみホージーを助けるために、ロケットで飛び出す冒険物語。
ミッドセンチュリー感のあるイラストがキュート。
ハーパー・コリンズ社から出版されていて、カナダ大使館図書館に行くと読めますよ。

2作目の計画もあるとか。ケイティさんはアニメーション化も期待しているそうです。
いいかも。

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(5)日韓ビジネス・キャンパス2010、9月4日

お知らせが遅くなりましたが、ユニジャパンと韓国映画振興委員会(KOFIC)が共催する、日韓ビジネス・キャンパス2010が9月4日に東京で開催されます。
韓国の映画産業についての講演と韓国ポスト・プロダクション企業によるプレゼンテーション、日韓共同製作企画を持った韓国の参加者によるピッチング。
1対1の商談会もあり、韓国の映画関係者にコンタクトできる機会です。

詳しくは公式サイト>>http://www.unijapan.org/news/unijapan/kofic2010.html

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(6)第2回日韓コンテンツビジネスフォーラム、9月8日

続いても韓国関連です。
韓国コンテンツ振興院(KOCCA)日本事務所と映像産業振興機構(VIPO)が共催で、第2回日韓コンテンツビジネスフォーラムを9月8日に東京で開催します。
今回のテーマは『韓国アニメーションビジネス最前線』。
韓国のアニメ制作プロセスからグローバル共同制作、アニメ産業構造の詳細、人気アニメなどを日本との比較しながら、紹介されるそうです。

詳しくは、韓国コンテンツ振興院日本事務所へお問い合わせください。
TEL 03-3513-4870

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(7)アニメーションズ・フェスティバル 2010、9月18日~

アニメーション作家山村浩二さんの呼びかけで結成されたアニメーション作家&評論家集団「アニメーションズ」(http://www.animations-cc.net/)が、短編アニメーションをめぐる言説の状況改善のための様々な活動の新展開として、二週間限定レイトショーを開催するそうです。

アニメーションズ・フェスティバル--「新しい」アニメーションを提示する試み
「アート・アニメーション」でもなく、「アニメ」でもない、ただ純粋に、アニメーションに対する考え方を一新させてくれて、「アニメーション」としか形容しようのないものを届ける。

作品のセレクションとプログラムは山村浩二さんと評論家の土居伸彰さん。
会期:9月18日(土)~10月1日(金)
会場:吉祥寺バウスシアター
詳しくは公式サイト>>http://www.animations-cc.net/festival10.html

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(8)デザイン誌AXIS主催の落語会、ゲストは柳家花緑さん、10月13日

六本木のアクシスギャラリーで、「AXIS落語会――落語はデザインに通ず」開催。
ご案内のメールより、
人々の振る舞いや、日々の生活、社会の断面を切り取りながら、表現していくのは、落語もデザインも同じこと。落語は、デザインに通じるはず…という想いから。

タイトルは「花緑 seasoning(シーズニング)」。
四季それぞれの風物詩と「心」「音」「花」「水」と いうテーマをリンクさせながら、4回にわたり1年を通してお贈りします。
毎回、落語にゲストの方々と花緑さんとのトークを交えたスタイルです。
今回のゲストはアーティスト、高橋理子さん。

ちょっとこじつけっぽい感じもするけど・・・ ご関心あれば、ぜひ。
■開催日:10月13日(水)19時~(開場18時30分)
■会場:アクシスビル4階 アクシスギャラリー
■定員:120名
■入場料:3,500円 オリジナル手ぬぐい付き(デザイン/佐藤 卓)
■申し込み方法:メールにて、「AXIS落語会 花緑seasoning入場申し込み」と明記のうえ、氏名(フリガナ)、所属名、電話番号、メールアドレスとともにこちらへ axismag@axisinc.co.jp
詳しくは公式サイト>>http://www.axisinc.co.jp/gallery/

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(9)Phil Mulloyさんの長編アニメーション映画『Goodbye Mister Christie』

『イントレランス(Intolerance)』のアニメーション作家Phil Mulloyさん(http://www.philmulloy.com/)から届いた、上映会のお知らせ。
長編アニメーション映画『Goodbye Mister Christie』のプレミアだそうです。
って、ロンドンじゃない。行けない。

Philさんと長編。シノプシス、なんだか怪しげな。
http://www.liaf.org.uk/2010/pr/opening.html
ぜったい観たい!

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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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