2010-05-26

『ソウル・パワー』クロスレビュー:ガッツ・ソウルで焼肉食うぜ! このエントリーを含むはてなブックマーク 

タイアップがないのが残念だが、とにかくガッツリ濃ゆく肉を貪り食をいたい!そんな気分。

JBもB.Bもアリもとにかく若けぇや。まず、ここに反応。『太陽にほえろ』のボスが出て来るのかと思ったら、『嵐を呼ぶ男』の“やくざなドラマー”が出てきたという感じ。

ステージシーンは各人、各グループ1曲づつと短いのだが、その内容はラーメン二郎くらい濃厚。

ザイール'74の主旨からして、JB、B.Bキング、ミリアム・マケバ辺りに注目が集まるのだろうけれど、おれとしては当時JAZZ・CRUSADERSを名乗っていたはずのTHE CRUSADERSに着目したい。
74年には、ラリー・カールトン入りだったハズだと目を凝らしていたら、
をを~!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!来ましたよJAZZ・CRUSADERSラリー・カールトン入り!

ラリー・カールトンも若い!当然か。しかも長髪。後にツルツルになるとは想像だにしなかった頃。
「Room 335」でのブレイク以前だけれど、ギターテクは既に老成していたのか。
ファンキーに粘るリズムにソリッドなギターが対峙するという組合せはユニーク。
この革新性はジョー・サンプルによるものなのだろうか。

幕間に挟み込まれるモハメド・アリとドン・キングも印象的。
見た目は好青年なスポーツマンなアリのエキセントリックさと、見た目はかなりエキセントリックなんだけれど、発言と眼光から只者ではない抜け目なさとクレバーさの一端が伺えるドン・キング。チラ、チラと映るだけだが強烈な印象を残す。

本編で使わなかったフィルムも沢山ありそうなので、フルステージの御開帳をお願いしたい。

どうかよろしくお願いします。

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ぴつ太

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