なぜかわからないけれど、小さくて、精密なものを見ると興奮する。米粒2粒ほどの大きさの鶴を折ったりするのがとても得意だし、細かい絵を描くのも好きです。でもここ5年、そのスイッチはオフのままです。たまに昔に描いた絵をみると驚きます。もう描けないから。あの時の集中力は一体なんだったのだろう。食事も取らずに描き続けて、寝てしまっても、起きるなり顔も洗わずに描いていた。絵は音楽とは違って、目で確かめることが出来るからとても面白くて、文字通り無我夢中になっていた。こういうスイッチがないと、体中のあらゆる筋肉が衰えてくるような気がするのです。
音楽は目に見えないけれど、そのぶん記憶に溶けやすいのだ。
Jessica
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