2008-03-19

タイ映画の中のミャンマー(ビルマ) 番外編 このエントリーを含むはてなブックマーク 

タイ映画の話ではないけれど。

そういえば、約1年半前の2006年8月にバンコクで、
「ミャンマー映画祭」なるイベントがあったんです。

なんだ、タイもやるじゃん。

と思ったのですが、残念ながら映画館は閑古鳥が鳴いてました。

ラムカムヘン大学前のメジャーハリウッドと呼ばれる映画館で開催されたのですが、
(ハリウッドでミャンマー映画ってのもすごいよなー笑)
バンコク市内だけれでも、ちょっと中心地からは離れており、
どちらかといえば、在泰ミャンマー人向けだったようです。

字幕も英語だけだったし。

そのときは、ミャンマーのベテランKyi Soe Tun監督の5作品の上映でしたが、
監督や主演男優も来て、ちょっとだけでもお話ができて、とても嬉しかったのを覚えてます。

Never Shall We Be Enslaved (1997)
Upstream (2003)
Sacrificial Heart (2004)
True Love (2005)
Hexagon (2006)

Kyi Soe Tun監督は、『スリヨータイ王妃』、『ナレースアン大王』のチャトリーチャルーム殿下監督とも交流があるそうです。

しかも、当時のバンコクポストのインタビュー記事には
『ナレースアン大王』と同じ時代の歴史映画を撮る準備をされているといっており、
その後どうなったのかはわかりませんが、
ミャンマー側からみた歴史がどう描かれるのか、とても楽しみにしています。

いつか、このタイ・ミャンマーの大巨匠の2人が共に製作とかしたら面白いんですがね。

ちなみに、Kyi Soe Tun監督の『True Love』(2005)という作品は、
ミャンマー人女性と日本人男性の恋愛映画だそうで、劇場で監督とお話したときも、是非見ていってと薦められました。
時間の関係で見逃してしまったのを、いまでも後悔してます。

ミャンマー映画については、まだ不勉強です。

参考:Rithdee, Kong. August 11, 2006. "Cultural Exchange", The Bangkok Post.

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“ども。 東南アジアのクリエイティブに興味あります。”