タイ映画の話ではないけれど。
そういえば、約1年半前の2006年8月にバンコクで、
「ミャンマー映画祭」なるイベントがあったんです。
なんだ、タイもやるじゃん。
と思ったのですが、残念ながら映画館は閑古鳥が鳴いてました。
ラムカムヘン大学前のメジャーハリウッドと呼ばれる映画館で開催されたのですが、
(ハリウッドでミャンマー映画ってのもすごいよなー笑)
バンコク市内だけれでも、ちょっと中心地からは離れており、
どちらかといえば、在泰ミャンマー人向けだったようです。
字幕も英語だけだったし。
そのときは、ミャンマーのベテランKyi Soe Tun監督の5作品の上映でしたが、
監督や主演男優も来て、ちょっとだけでもお話ができて、とても嬉しかったのを覚えてます。
Never Shall We Be Enslaved (1997)
Upstream (2003)
Sacrificial Heart (2004)
True Love (2005)
Hexagon (2006)
Kyi Soe Tun監督は、『スリヨータイ王妃』、『ナレースアン大王』のチャトリーチャルーム殿下監督とも交流があるそうです。
しかも、当時のバンコクポストのインタビュー記事には
『ナレースアン大王』と同じ時代の歴史映画を撮る準備をされているといっており、
その後どうなったのかはわかりませんが、
ミャンマー側からみた歴史がどう描かれるのか、とても楽しみにしています。
いつか、このタイ・ミャンマーの大巨匠の2人が共に製作とかしたら面白いんですがね。
ちなみに、Kyi Soe Tun監督の『True Love』(2005)という作品は、
ミャンマー人女性と日本人男性の恋愛映画だそうで、劇場で監督とお話したときも、是非見ていってと薦められました。
時間の関係で見逃してしまったのを、いまでも後悔してます。
ミャンマー映画については、まだ不勉強です。
参考:Rithdee, Kong. August 11, 2006. "Cultural Exchange", The Bangkok Post.