昨晩は久しぶりに下高井戸シネマへ、『バクダッド・カフェ(ニュー・ディレクターズ・カット版)』(原題“Out of Rosenheim”、監督・脚本:バーシー・アドロン、出演:マリアンネ・ゼープクネヒト、CCH・パウンダー他、西ドイツ・米国、1987年)を観にウォーキングで。
いつもはガラガラに空いている同館ですが、平日にも拘らず、昨晩は六割がた席は埋まっていました。尤も水曜だったので、入場料一律千円なのも影響していたんでしょう。
最初のうちは、HDV上映ということで、最前列からだと画面に細かな横線が見えてしまうのと、服装等風俗の中途半端な古さが気になって、観賞に集中出来ませんでした。しかし話が進み、ジャスミン(ヤスミン)とブレンダが打ち解け、米国中西部の薄汚れたカフェが、遠方から二人のショーを観にやって来る人々で大盛況になるあたりからは、ブレンダ役のCCH・パウンダーの歌の巧さなども相俟って、グイグイ引き込まれてしまいました。
ただ、寒かったせいもあって、末尾の20分前後はトイレに行きたくなり、注意力が少し散漫になってしまいましたが(苦笑)。
テーマ曲の『コーリング・ユー』も名曲でした。
ちょっと風変わりな、とは言えよく出来た娯楽映画でした。無口な女彫師役のクリスティーネ・カウフマンも魅力的だったし(笑)。
ちなみに…昨晩実際に観賞するまで、この作品を湾岸戦争〜イラク戦争関連の反戦映画の類いだと思っていたというのは、秘密です(爆)。
帰りはいつも通り、笹塚のスーパーで買い出しをして帰宅。夕飯にはマグロの醤油漬けのステーキを食べました。ちょっと量が多過ぎましたけどね。
ところで、昨年あたりから、三〜四年前に一時期親しくなったものの、財布を落としたと嘘をついて金を借りるとか(「常習犯」らしく、他の人にも同じようなことをやっていました…)、注意されて逆切れするとかいった、「本性」を露にして来たため、実質的に関係を「切った」研究関係の知り合いが、何もなかったかのように話しかけてきたり、電話をしてきたりしてきて、このところ不愉快な思いをしています。電話は着信拒否しているので実害はありませんが(懲りずに公衆電話でもかけてきたようですが、公衆電話からも着信しないように設定してあるので、大丈夫でした)、謝罪するでもなく、全く何もなかったかのように接触してくる姿勢そのものに、強い嫌悪感を覚えます。元々空気が読めず、しつこくてクドい人でしたが、いい加減にして欲しいです。
相変わらず仕事のことでは頭の痛い日々が続いていますが、今月は気晴らしのために、安価なライヴ等、積極的に出歩く予定。週末はアムネスティの映画祭、来週金曜はコーコーヤのミニライヴです。