朝生を見ていたが、若者起業家はリクルート出身の人材派遣系と産經新聞の下請けIT系とベトナム進出企業コンサル、ロードサイドの飲食居抜きで出店企画と、なんだか従来のシステムに従属しているひとばかりで全然おもしろくない。
日本には女性役員が少ないとか田原さんは嘆くが、男性原理のシステムで動く社会に組み込まれるためには女性も男性化しなければ役員なんかになれない。今のシステムの中でビジネス(金儲け)している女性はみんな男になったひとか、男にかわいがられている人ばかり。
そう意味では僕は男に従属しない「女性」経営者になりたい。
ようするに今の男性原理で動く社会、資本主義といってもいいが、これに変わるシステム、具体的にはうまくいえないが女性原理で動く社会にシフトしないとこの社会は続かないと思う。その根本的な問いかけが朝生には無いので、結局若者起業家も男性原理社会を疑っていない人ばかり。
大人にはないITの才能があるなら、従来の企業の下請けなんかやらずに、新しいシステムによって動く社会を築くことにその才能を使えよと思った。ガキっぽいのも既得権利を持った大人からはカワイクみえるし、若者向けに商売をしてもらうために仕事をやろうかなと思う人材だな。
大企業に使われる人材を派遣する会社の起業家かなんて、従来の社会を再生産をするだけで若者や女性が今更やることではないと強く思う。
極端にいえば、欲しい「物」は日本にはもう十分ある。ないのは豊かな「住宅環境」とフェアな情報を扱う「メディア」そして「文化」だけだと思う。若者や女性が起業するならその分野で興すべき。そこを改善することに未来がある。
従来型男性原理主義の社会に使われる企業なんかやめとけといいたい。
というより、結局そういう若者起業家は従来のおじさん社会に利用されるだけ、特に女性社長の人材派遣系とかは。
なんで気づかないのかな。結局そこから小銭が儲かるからなのか。。