朝青龍でしょ。えーとえーとええーとええーーっと、チンギス・ハーンにジンギスカン?くらい。知っているのは。
と思ったら、ジンギスカンは、“日本発祥の料理で、チンギス・ハーンやモンゴル国とは無関係。”とのこと。wikipediaによると。初めて知りました。2勝1敗かorz。
こんな状況なので、これが全てではないにしろモンゴルの文化、風俗を垣間見ることができたのは貴重な経験になった。
ホーミーの立ち上がりの発声は浪曲を唸るみたい。で、発声が軌道にノった後はディジュリドゥ。
伝わって来る音は耳から入ってくるというよりは、空気の振動を通して聞き手の肉体や骨格を共振させる。生なましくってキモいといえばキモい。でも面白いんだが。
ワゴン車の乗り合いバスに懐かしさを感じたのは、昔々にインドに行った時に乗ったことがあったからか。
すっかり忘れてた。15年ぶりくらいに思い出した。
あれはどこでだったか。バラナシか。
「バスターミナルへ行って、乗り継げ。」みたいな指示を受け、バスターミナルへ向かったら、砂埃立つ更地にワゴン車が雑然と並んでいた。え~、これってバス?白タクなんじゃ…なんて不安に駆られながら、フロントガラスに挟まれた手書きの行き先を書いた紙を頼りに乗り込んだのだっけ。心細かった。
なんて、ことをフラッシュバックしながら観ていた。
半ばドキュメンタリーでもあるし派手な起伏があるワケでもなく、淡泊にストーリーが進行して行くので、テンションを維持するための忍耐は必要。