「ターミネーター3」の監督だということと、主演がブルース・ウィルスということ、予告編でヅラ姿が気になって興味津々の作品でした。
自分のあらゆる社会活動を代行する”サロゲート”の開発によって、生身を危険にさらす事がなくなった世の中に起こるはずのない殺人事件が起こる、所から物語は始まりました。
サロゲートは、容姿、性別、など自分の理想(願望)のままに作る事が可能なようで、ブルース・ウィルスのサロゲートには、髪がフサフサだったようです。
ストーリ的には、中盤のアクションシーンは、見ごたえがありましたが、その他の場面では、サスペンスものという割に緊迫感があまりないように感じました。
サロゲート中心の生活になり、夫婦と言えども生身の人間同士の接触がなくなり・・・現代のネット社会に類似した点はあるそうなものの、未来の人間は、こういう社会を望んでいるのかも共感が持てる部分が見出せませんでした。
期待しすぎていたものあるかもしれませんが、見て楽しむ分にはいい作品だと思いました。うまくお伝えできずに申し訳ありませんが、興味のある方は鑑賞してみてください。