2010-01-14

泣けませんでした。。。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

前評判が高く、とても興味を持っていた『サヨナライツカ』
原作本は読まずに、鑑賞してきました。
「切ないストーリーに、涙するよ!」という周りの声に、ハンカチを握りしめて鑑賞に挑んだのですが、ラストまで観終わって、あれ・・・?泣けませんでした。。。

中山美穂演じる沓子によりも、石田ゆり子演じる光子の方に共感を覚えたのは、私だけでしょうか?沓子の様に、自由奔放に可愛らしく振舞えない私なので、ちょっと感情移入が出来ませんでした。
想いを真っ直ぐにぶつける沓子、想いを守りに変えた光子、そんな中で揺れ動く豊の気持ち、
そうしちゃダメとわかっていても、何かに負けてしまう豊が、歯痒かった。
人を好きになる事は決して悪ではないけれど、自分の置かれた立場を考えないと、きっと愛する人を幸せには出来ない、そしてそんな自分に、きっと自分で愛想が尽きる?!
そんな親を見ていたら、きっと子供は敏感に、何にかを察知してしまうんでしょうね。

唯一微笑ましかったのは、沓子と豊が25年後に再会して、レストランでメニューを広げた時に、お互いに老眼鏡を出したシーン、時の経過を実感させてくれました。
バンコクという地が、こんな熱い恋をさせてくれたのでしょうか?

バックに流れる音楽はとても素敵でした。中島美嘉の主題歌も透明感があってよかったです。

キーワード:


コメント(0)


さくら

ゲストブロガー

さくら


月別アーカイブ