日本で暮らしていると
ほとんどのことは不自由なく生活が出来ます。
水だって蛇口をひねれば、いくらでも出てくるし
どこにいても水を確保できる環境があります。
その安心感からか、私たち日本人は「水問題」に関心を持ちづらい人がほとんどだと思います。
しかし、世界では水によって
争いが起きているのが現状です。
何で水で争うのでしょう。
国によっては安全な水を手に入れることが、大変困難な地域もあります。
水をめぐって争いが起き、多くの人が亡くなり、またも世界が悲しみに包まれていることを知り、すごくショックでした。
私たちが当たり前だと捉えていることは
(その意識のせいでと言っても、過言ではないかもしれません)
世界では多くの悲しみを背負って、生きている人々がいます。
「水問題」を描いたこの作品は
これから地球が歩むべき道しるべになると思います。
世界中で手を取り合い生きていけたら、
水問題を初めとする環境問題から派生する、
人類が抱える問題はすべて解決できるはずです。
でもそれが難しく感じてしまうのは、人ってすごく弱い生き物で、その弱さを守る為に自分達が作った規則や概念に縛られて、解き方も分からなくなり、自分達で己の首を絞めてしまっているからだと思います。
無理やり解こうとすれば、矛盾が生じて
それが戦争や犯罪へと繋がっていきます。
その繰り返しが人の歴史だと思います。
もし、また水問題を無理に解決しようとすれば
人はまた同じ過ちを犯します。
そうなる前に、この映画を観た人が身近なところから
徐々に変えていければいいと思います。
今こそ支えあって生きていかなければならないと
改めて感じました。
共存という言葉の意味を
改めて考えてみます。