ブログ「だめ日記」から
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ドイツのライプツィヒに来ています。ライプツィヒは教会と音楽の街。
バッハもメンデルスゾーンもシューマンも来た。ゲーテも来た。首相メルケルの出身地もここ。そんな街にやって来ました。旧東ドイツの香りがそこかしこから漂う、のんびりした街です。
2009年10月9日は、東西ドイツ統一を導いた民主化運動20周年の記念日です。その民主化運動は、ここライプツィヒのニコライ教会の前から始まった…ということで、市内で行われた記念イベントには大統領も首相も来て、スピーチをしました。
2、3日前からテレビでは「Nikolaikirche(ニコライ教会)」というテレビムービーをどの局でも放映して、気分を盛り上げていきます。街中には、20周年を迎えますポスターが貼ってあります。
当日、午前中はニコライ教会の前から風船が上がりました。
街は夜までものすごい人出。
オペラ座前の広場に集まって、ロウソクの灯をともします。なんだか新年みたいな雰囲気。
いつもは閉まるブルスト(ソーセージ)屋さんも、今日は夜まで営業して長蛇の列を作っています。今いるアパートの前庭にも、戦車のキャタピラの跡をなぞって残してある場所があり、ベルリンの壁も含め傷跡はまだまだ新しいのです。