冒頭のアップテンポの明るい曲から、学園もののコメディを想像させていたが、話が進むにつれて家族とは何か、友情とは何か慣習とは何かを考えさせるものにかわっていった。この作品は家族愛と友情に満ち溢れた心温まる映画であった。
アムステルダム出身のデイジーが遊び相手の子どもを身ごもり、それを母親に打ち明けるシーンで、母親の対応は物静かで優しかった。遊び相手はデイジーとの結婚を考えていない。
日本の慣習から考えたら、母親はこんなにも物静かに優しく対応ができるものなのか。何を今更?と思う人もいるかと思うが、60歳を少し前にした娘を持つ母親にとってはそう簡単な話ではない。おそらく私は冷静には対応できないと思う。
デイジーは母親にデイジーを身ごもった時の気持ちを聞くが、思いも寄らぬ返事に、離れて暮らす父親に会いに行く決心をし、真相を確かめる旅にでかけますが・・・。さて、父の答えは?
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