体感試聴会の直前まで、歌舞伎町の新宿ロフトでライブを見ていた。久しぶりに会う知り合いと一緒だったし、いい感じで酔っていて、トリのバンドの途中で抜けて、渋谷まで移動するのが、面倒くさかったので、ギリギリまで行こうか迷っていた。
それでもなんとか開演時間に間に合わせ、酔い覚まし用のドリンク片手に一番前に座った。
自分は洋楽は詳しくないのだが、ジム・オルークは、去年、見た若松孝二監督の大作『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』の映画音楽で名前は知っていた。
インストだった。最初、単調で長く感じて、中盤に爆音になったのは覚えているが、気付いたら予想通り寝てしまい、40分たっていた。貴重なイベントにこんな音楽鑑賞の参加の仕方で申し訳ないが、気持ちよかったので、
チャンスがあれば、野外フェスで酒を飲みながらライブで聞きたいと思った。