こんにちは、オフィスHの伊藤です。
カナダ・アニメーション・フェスティバル(CAF)の速報です
9月24日(木)、CAF国際シンポジウムに、アカデミー(R)賞ノミネート監督・山村浩二さんが制作中の新作『Muybridge’s Strings(マイブリッジの糸)』(仮題)が登場します。
2010年完成予定の、この新作はカナダ国立映画制作庁(NFB)と国際共同制作されています。
NFB創立70周年を記念し、カナダ大使館と共催さるCAF国際シンポジウムで山村さんが作品の一部を披露してくれることになりました。
山村さんが本作を構想したのは、アカデミー(R)賞にノミネートされた『頭山』が完成した直後の2003年。
そして2009年の今日、制作のまっ最中。
共同制作態勢が整うには、予想以上の時間が掛かったそうです。
独立系作家が自主企画を、国際的枠組みの中で実現する。日本では簡単にいかないのでしょうか!?その理由は?障害は何か?
シンポジウムでは、『マイブリッジの糸』のプロデューサー、塩田周三さん(ポリゴンピクチュアズ)と、NFB現役プロデューサー、マーシー・ページ氏、37年間のキャリアを持つ元アニメーション担当マーケティングマネージャーのエレーヌ・タンゲ氏と共に、課題を整理します。
ユニジャパンの西村隆さんには、実写映画で進む、プロデューサーの国際共同制作支援プログラムJ-Pitchなど、独立系の制作を支援する制度をご紹介いただきます。
このシンポジウムを企画したとき、そして準備が進む今日も、わたしの頭に巡るのは、「日本のアニメーションが輝く道は、国際展開にあり!」
シンポジウム後半では、国際進出へ意欲を高める若手クリエイター、TANGE FILMSさんと青木純さんと共に議論を深めます。
70年続く、カナダ国立映画制作庁。その道のりには紆余曲折ありました。存亡の危機もあったとか。
それでもNFBは、時代や社会に応じ、新しい映像、豊かな表現を作り手と共に追い求めています。
プロデューサーとマーケッターの視線からNFBの哲学と仕組みを明かし、日本の最前線の方々と「プロデュース力」を考えるシンポジウムにして参ります。
午後2時から7時までの長丁場ですが、最後までお付き合いください。
9月24日午後7時、「希望」がわたしたちの心に輝くでしょう!
カナダ・アニメーション・フェスティバル事務局
代表 伊藤裕美
■CAF国際シンポジウム Web枠参加者募集中
定員になり次第締め切ります。
詳細は、こちら
http://caf10.blog66.fc2.com/blog-entry-29.html
■NFBプロデューサーズ・ティーチイン 登録受付中
9月21日(祝)、CAFイベントとして、NFBプロデューサーズ・ティーチイン(http://www.caf10.net/caf_teachin.html)を開催します。
参加受付: 馬車道エッジズ http://animation.geidai.ac.jp/pd2009/access.html
■CAF10-カナダ国立映画制作庁の短編アニメーション30本を特集
9月19日~10月16日、下北沢トリウッドで開催。
メルマガ読者限定・オンライン前売券好評発売中
詳しくは、こちら
http://blog.livedoor.jp/officeh_notebook/archives/51296267.html
■オスカー(R)受賞プロデューサーらのトークイベント
9月20日(日)、トリウッドでトークショーをおこないます。
9月20日の17:10の回ご鑑賞のお客様は、無料でご観覧いただけます。
詳しくは、こちら
http://homepage1.nifty.com/tollywood/
■CAF in 京都
9月25日(金)~27日(日)、京都国際マンガミュージアムで、下北沢トリウッドの同じ5プログラム・30本の特集上映を3日間限定で開催します。
26日(土)午後2時からは、カナダの特別ゲストを招いたトークショーもあります。
詳しくは、こちら
http://www.caf10.net/cafinkyoto.html
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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
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