2009-08-03

2009年7月31日(金) このエントリーを含むはてなブックマーク 

 起きたまま専門学校講義へ。本日最終日。滞りなく終了。
 麹町へ出て目的地近くのコンビニへ行こうとしたら真魚さんと会う。こんなところで顔を合わせるのだから同じ試写だと直ぐ分かる。神保町シアターで成瀬を観ようとしたら満席だったそうでこっちに流れてきたそうだ。路上で成瀬話をしばし。角川映画試写室へ。上映まで真魚さんと雑談。
 井口昇監督の新作『ロボ芸者』(☆☆☆★★)を観る。『片腕マシンガール』とは異なり国内資本で映倫を通すので描写は抑え目と聞いていたが、その分演出の工夫と笑いの要素を強くして実に魅力的なプログラムピクチャーになっていた。前半は『片腕マシンガール』に比べればそれほどとも思ったが後半は予算規模からしてもかなり無茶な描写が続出するだけに一歩間違えればただのチープな映像になりそうなものを演出の力で目一杯引っ張る力技を見せられて感動する。後方席で観たら音が少し小さかったので、劇場で爆音で観返したい。しかし、後半の展開は全部良かった。冒頭に話が戻るのかと思ったらそうはならなかったのね、というのはあるのだが。後、竹中直人のコントロールを流石付き合いが長い井口監督だけに弾けさせる箇所とそれ以上やるといつもの暴走している竹中直人というラインをしっかり見極めていて良い。
 帰ろうとしていたら、真魚さんが追いかけて来て四谷駅へ連れて行けというので、嗚呼方向音痴なんでしたね…と呟いてたぶんこっちだろうという方向に歩いて無事四谷駅に着く。そのせいか佐藤慶の『四谷怪談』の話をする。新宿で別れて紀伊國屋書店でDVD『刑事マルティン・ベック プレミアム・エディション』を40%OFFで購入。3千円。
 新宿で別件の仕事を夜まで。
 帰宅途中に古書店で『伊丹万作エッセイ集』を購入。1500円。

キーワード:


コメント(0)


モルモット吉田

ゲストブロガー

モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”