2009-07-25

アヌシー2009の報告会 その2 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

アヌシー2009の報告会 その2を、アジアITビジネス研究会のアジアコンテンツビジネステーマ部会でおこないます。
●日時:7月31日(金) 午後7時半~
アヌシー・フェスティバルの解説から、今年の傾向、
“プリセールスと合作が主戦場”の欧州事情をお話しします。
時間が許す限り、調達したての映像も紹介したいと思っています。
今回は、やや「アヌシー」初心者向きです。
定員30名ですから、ご希望の方は急ぎお申し込みを。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/59457676.html

(1)カナダ・アニメーション・フェスティバル CAF10
   予告編「CAF10/NFB trailer」をYouTubeで・・・
(2)ノーマン・マクラレン マスターズ・エディション 8月5日発売!
(3)第3回こどもアニメーションフェスティバル 作品募集中
(4)洋画★シネフィル・イマジカで、
ヨーロッパの最新ショートアニメーション放映
   Annecy 2009で人気だった学生作品も登場
(5)台湾のシリーズ『ぎゅっ!してMUMU』、
カートゥーンネットワークで放映中
(6)好奇心いっぱいの女の子『「レイナ レイナ』、Tokyo MXで放送中

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(1)カナダ・アニメーション・フェスティバル CAF10
   予告編「CAF10/NFB trailer」をYouTubeで・・・

素晴らしいアーティストお二人が、CAF事務局感激のメッセージを寄せてくれました。
どうぞご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=Ly_lsjY03i8

CAFの公式サイト 7月末にオープンします。

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(2)ノーマン・マクラレン マスターズ・エディション 8月5日発売!

カナダ国立映画制作庁(NFB)が創立65周年を記念して発行した「ノーマン・マクラレン マスターズ・エディション」が、日本でもジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンから発売です。
これまでにも、ジェネオンがDVDBoxを発売していましたが、今回は未DVD作品も含め、豊富な資料映像など合計400分・DVD5枚組の豪華版です。
24,150円と、お値段は張りますが、アニメーションに留まらず、映像・音楽の世界に大きな影響を残したノーマン・マクラレンを、あなたの目と耳で再評価してみませんか?

「DVDBox ノーマン・マクラレン マスターズ・エディション」
詳しくは、ジェネオン・ユニバーサルのeshopサイトへ  
http://www.geneon-ent.net/view_default.php

「カナダ・アニメーション・フェスティバル CAF10」(9月18日~10月16日)でも、マクラレン作品を上映します。
実は、CAFでマクラレン作品を上映するのははじめてなのです。
それは、私 伊藤がノーマン・マクラレンを知らなかったから・・・まぁ、そうなの?
CAF10は、NFB創立70周年記念ということで、大盤振る舞いします。
ならば、マクラレンを見せずにどうする!!ということで、選びに選んだ作品5本を、ちょっとした工夫をしてお見せします。

詳しくは、トリウッドのCAF10サイトへ
http://homepage1.nifty.com/tollywood/caf10/caf10.html

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(3)第3回こどもアニメーションフェスティバル 作品募集中

今年も、「こどもとアニメーション」をテーマにした、第3回こどもアニメーションフェスティバルが、10月25日に女子美術大学(神奈川県相模原市)と、10月31日にチャオルの森(長野県高山村)で開催されます。
去年は、手作り感のある、楽しいフェスティバルになったそうです。
回を重ね、相模原と高山村を結ぶ、みんなのフェスティバルになるといいですね。

そこで、“こどもに見てほしいショートアニメーション作品”と、“小学生、中学生が制作したアニメーション作品”を募集中です。締め切りは9月17日。

詳しくは、第3回こどもアニメーションフェスティバルの公式サイトへ
http://www.joshibi.net/animation/kodomo/

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(4)洋画★シネフィル・イマジカで、
   ヨーロッパの最新ショートアニメーション放映
   Annecy 2009で人気だった学生作品も登場

前にもお知らせしましたが、放送日が近づいたから、もう一度。
洋画★シネフィル・イマジカの<シネフィル・オリジナル>(毎週日曜日23時~)に、Annecy 2009で人気だったヨーロッパのショートアニメーションが登場します。

7月26日 <シネフィル・ショートショート#108>
Annecy 2009の学生・卒業制作の最優秀賞『For Sock's Sake(ソックスを救え!)』(監督:Carlo Vogele)が本邦初放映です。

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(5)台湾のシリーズ『ぎゅっ!してMUMU』、
   カートゥーンネットワークで放映中

先日、カートゥーンネットワーク7月放送のカタログで、「これって、韓国の新作シリーズ?」と思ったのが、実は台湾作品と聞いて驚きました。
タイトルは『ぎゅっ!してMUMU』((MuMuHug))。
7月から、毎週月曜~金曜 8:40~9:00と13:40~14:00の間に放映中です。
http://www.cartoon.co.jp/cn_programs/view/00287

映像はフル3DCGで良くできてる。お話しも良いらしい。
カートゥーンネットワークのバイヤーが数年前から目をつけていたとかで、満を持して登場です。

ところで、台湾。
映画祭の作品を観ると、ぱっとしなかったんです。印象が薄いというか。
それが、今年のアヌシーでは違っていました。
『Happy Birthday to Me』(Hui-shan Lee、Ling Tung University)は、キモカワのキャラに笑い転げたし。
『Farewell』(Chu-ling Hsu、National Taiwan University of Science and Technology)は、シロクマの子がかわいかった。

そして、学生部門特別賞の『The Soliloquist』(Kuang Pei Ma、Taiwan National University of the Arts)。
http://www.annecy.org/home/index.php?Page_ID=2168&film_id=20090210
実は、スクリーニングでは見落としました。それで、「どうして、受賞?」と思ったわけ。
審査員の丸田順悟さんが「新しいものを感じて、押した」とおっしゃっていたので、これはもう一度と。

ツテを使い、ご本人からDVDを送っていただきました。観ました。まだまだわたしは修行が足りません。
派手な作品ではありません。
冒頭はショッキングだけど。
画の評価は、みなさんにお任せします。
作品に流れる、作家の想い、今時の寂しさ、人恋しさが、わたしの心に染みいってくるのです。

機会があれば、お見せしますね。

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(6)好奇心いっぱいの女の子『レイナ レイナ』、Tokyo MXで放送中

芸大大学院の公開講座で、ポリゴンピクチャーズの石丸さんから、「『レイナ レイナ』良くできたから、是非観て」と、水尻自子さんを褒め褒めのお話しを聞きました。
水尻さんは、国内フェスティバルでご活躍のようですが、ごめんなさい、海外のでは知りませんでした。
オランダの絵本作家ハリエット・ファン・レークの作品を、水尻さんたち、若きアニメーターがアニメーション化したそうです。
『レイナ レイナ』 7月から、毎週土曜23時22分に1、MXテレビで放映中です。http://www.mxtv.co.jp/lenalena/
わたしも拝見します。楽しみ!!

ところで、水尻さんは女子美ご出身とか。最近、女子美出身でセンスの良い方々の活躍を耳にします。
若い才能からパワーをもらうオバサンは、「いい人いるよ」のささやきがだーい好きです。

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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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