午前中は中野ブロードウェイを物色するが、結局何も買わず。レコミンツで篠崎誠監督らしき人物を一瞬見かける。
新橋のTCC試写室へ向かい『黒と赤の花びら』(☆☆☆)を観る。有志がフィルムレンタル会社の貸出リストに映画史からは消えている大宝配給作品が数本あったのを見つけて自主上映にこぎつけたもの。天知茂、丹波哲郎、三原葉子らが顔を揃えているだけに新東宝らしい雰囲気に満ちていて楽しめる。試写室は補助席が出るほどの盛況。唐沢俊一氏の姿もあった。やっぱり上映中も帽子かぶってたけど。何やら顔色悪く体調が悪そうであった。終映後、観に来ていたラピュタ阿佐ヶ谷の支配人女史に「やっぱり逃さず来ますね」と言われる。
時間が余ったのでH&Mへ行きセール品を眺めるが特に欲しいものはなく、半額になっていたカットソーを求めただけ。横浜まで行って某女に会う。
夕方新宿に戻ってHMVでDVD『1941』『コンボイ』と雑誌『CUT』購入。表参道へ移動してスパイラルホールで第18回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 2009。『乙女シリーズ その一 花物語 福壽草』(☆☆☆★)を観る。が、始まって直ぐに去年フィルムセンターで観たのを思い出す。去年観た映画を忘れるとは酷い話だが、よく確認せずに飛び込んだのが不味かった。去年500円で観たものを何故1500円出してまた観ているのか。とはいえ、今回は柳下美恵さんの伴奏と活弁もついたので印象は随分異なる。この辺りはサイレント映画の評価に困る部分ではある。ゲイのカップルが大爆笑する声が響く中でこの作品を観るというのも不思議なもの。
近くの青山ブックセンターに寄ろうと思ったらもう閉まっていたので渋谷TSUTAYAまで行って『キネマ旬報』と『シネマ大吟醸』を購入して帰宅。『映画秘宝』が届いている。
- TOP
- モルモット吉田の日記
- 詳細