夕方まで資料ビデオを観て過ごす。
新宿に出るのに家の横から新宿までのバスが出ているものの、電車の方が早いから乗ったことが無かったが、急がないので乗ってみる気になる。30分ほどで着く。植草甚一的気分の時にはバスも悪くない。西新宿に着いたのでブックファーストへ。巨大なのは良いが目当ての本が無いのは困ったもの。場所柄ビジネス書に力を入れがちなせいか。紀伊國屋書店まで行けば直ぐに店頭に積んでいるのだから、やはり使いやすさではこちらか。で、幻冬舎新書『アダルトビデオ革命史』と文庫『澁澤龍彦 映画論集成』を購入。
ビデオ返却。延滞金が二千円ほど。むなしい。模索舎に久々に寄って先日新号を買ったこともあり『PG』のバックナンバーを2冊購入。
東中野へ向かいポレポレ東中野で「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.6」。今日は『たまもの』(☆☆☆★★)と『スッチー奈々子の玉の輿大作戦』(☆☆☆★)。
日曜日のレイトかつ雨ということもあり客足は悪かろうと予想し、そういう日に観に行く方が混んでいる最中に行くより気を遣わくて良い(再見、再々見の映画で初見の客を立ち見にさせてこちらが座って観ていては具合が悪い)。上映前になってみると7割は埋まる盛況で若い学生風の男女多く、『たまもの』なんて何回やってるんだという話だが、ちゃんと世代交代して受け継がれていっている。福間健二監督ご夫妻が来られていたので入口で挨拶させていただくが、ご夫婦でピンク映画の二本立てを観て帰っていかれる姿を見て微笑ましく思う。福間健二監督の書かれたものでピンク映画を教えられただけに、ピンク映画最初期からご覧になっていて今もこういった特集に通ってこられている姿を拝見するだけでも背筋が伸びる思いがする。ああいう形で映画と沿った人生を送ることができれば幸せなことだと思う。
終映後、松江監督に挨拶して帰る。
帰宅後、資料ビデオを観る。
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