午前中は自宅仕事。
午後、自転車でラピュタ阿佐ヶ谷へ。家を出るのが遅れたので急ぐと自己ベストの7分で到着。で、『警察官』(☆☆☆★)を観る。CSで放送したのを録画してまだ観ていないのを始まってから思い出したが、まあいいやと。どうせポイントが溜まってタダで観てるわけだし。
市井の警官を囮捜査に起用する展開に無理があるとか、警察官を主人公に持って来ることありきの企画なようで、少々厳しい。しかし、脇に丹波哲郎(最近はタンバばっかり劇場で観てるな)や天知茂もいるし、のんびり眺める分には悪くない。
高円寺でDVDを返却してから自転車を置いて有楽町へ。歩いて松竹第1試写室まで行って『美代子阿佐ヶ谷気分』(☆☆☆★★)を観る。原作が好きなので、どうやって映画化するのかと思ったが、原作を活かして、ちゃんと気分が映画になっていた。現在まで描かれるので、テレビの人物伝の再現ドラマとの違いがあるかと指摘する向きもあるだろうが、70年代前半だけを描けば、当時の同棲映画に適う筈もないのだから、現代の映画として成立させようとしているのが好感を持てる。しかし、それにしても町田マリーが良い。脱ぎっぷりといい、ピンク映画に出て欲しいなと思うぐらい。
歩いて東京駅まで。久々に丸善に寄る。オープン以来か。やはり場所柄か政経方面が多く、広いフロアの割に映画書はしれている。結局、店頭で見かけなくなった浅井慎平『原宿セントラルアパート物語』の文庫を買って帰る。
帰宅すると注文していた古本『若松孝二作品集』と中古ビデオ『歪んだ関係』『鉛の墓標』が届いている。定額給付金は若松関連の収集に費やしてしまった。
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