仕事。原稿が一通り終わった開放感で、仕事もそこそこに早めにあがる。
新宿ディスクユニオンで『ヒッチハイク』がちょい傷ありで1980円だったので購入。再生には問題ないだろう。
水曜なので、角川シネマ新宿で品川ショウジ『ドロップ』(☆☆☆)を観る。
ネタフリと突っ込みの台詞を全部聞かせようとするから映画が随所で停滞したり、自主映画の如き説明台詞が多すぎたり、笑いを取りに行こうとし過ぎている嫌いがあるとは言え、テクニックが無い分、正面から実直に作っているのが好感を持てる。不良モノは撮影所システムの中で可能なジャンルと思っていたので、果たして予算も多くはないと思われるこの作品で、しかも監督は素人なので大丈夫かと思ったが、一夕のエンターテインメントとしては申し分ない出来。2本立ての添え物とかで観ることが出来ていれば、おい、これ意外と良いんじゃね?と驚くタイプの作品。こういう作品は、プログラムピクチャーを撮り慣れている監督か、品川のような素人が奇をてらわずに実直に撮るしかないのではないかと思った。中途半端なテレビの監督やインディーズの監督がやれば、妙に過剰な設定や不必要な安っぽいCGをここぞと使うような作品になっていたのではないか。
続いて新宿ピカデリーで『バーン・アフター・リーディング』(☆☆☆★)。前半3分の1は全く乗れず、これは駄目かと思ったが、物語が転がり始めると楽しめる。96分の軽い作品なので、とやかく言わずに観ていれば、それなりに楽しい。ブラッド・ピットのアホっぷりが笑える。しかし、フランシス・マクドーマンドが久々に暴走していて楽しかった。
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