2009-05-12

薫風とアニメーション このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

茶処いとうの新茶ラインアップも、お手頃価格帯に移りました。
今年の金谷茶の仕上がりは良いですねぇ。まさに薫風。

くれぐれも・・・電気ポットから熱湯を直接注ぐなーんて離れ業はしないでくださいね。
火入れの緩い新茶は繊細。
新茶の大量購入もオススメしません。買い置き分は、火入れをしっかりした仕上げになるまで待つ。
八十八夜の頃しか味わえない、顔も緩む日本茶なんです。

神奈川国際アニメーション映像祭(5月5日~10日)で、「アニメーション ヴァリエーション ~子どもとつなぐあの手この手~」というパネルディスカッションとワークショップがありました。
お知らせをくれたのは、編みメーション作家のやたみほさん。
仲間の永井裕さん(小学校教員)、荒井知恵さん(アニメーション画家)、ナシエさん(イラストレーター)と一緒に企画・参加したそうです。
GW前にお知らせできず、ごめんなさい。インディペンデントのクリエイターたちの意欲的にアニメーションに向き合う企画でした。

やたさん(http://www.geocities.jp/yatamiho/index2.htm)や荒井さん(http://www.k2.dion.ne.jp/~a_nonki/)たちは、ステキな企画をやっています。彼女たちのサイトで耳より情報を見つけてください。

(1)アヌシー コンペ出揃う
   オスカー受賞監督クリス・ランドレスの新作『The Spine』、
   アウトオブコンペに登場
(2)映画の学校はどこにでもある! <映才教育>時代
(3)ANIMA 09 作品募集
(4)イメージフォーラム・フェスティバル2009
(5)原宿in ヒトコマの旅
   薫風展 in 赤坂
(6)『カニバル星人』、New York International Independent Film and Video Festivalで受賞
(7)霞ヶ関の連携ってなんだろう?

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(1)アヌシー コンペ出揃う
   オスカー受賞監督クリス・ランドレスの新作『The Spine』、
   アウトオブコンペに登場

アヌシー国際アニメーション・フェスティバルも約1ヶ月後に開幕します。
長編コンペティションのノミネート作品も発表され、“今年の作品”も出揃いました。
13日(水)から、予約が必要なスクリーニングのチケット予約が始まります。パス(Accreditation)入手された人にはパスワードなどが届きます。チケットの事前予約はお忘れなく。

短編のアウトオブコンペには、オスカー受賞監督クリス・ランドレスさんの新作『The Spine』が登場します。
また公式コンペには、アードマンのニック・パークさんの『Wallace and Gromit: a Matter of Loaf and Death』が。

トリウッドの海外アニメーション特集で紹介した作家の新作もありますよ。
カナダのコーデル・バーカーさんの『Runaway』、スイスのイザベル・ファヴェさんの『Mixed Bag』。
それから、フランスFolimageスタジオのアーティストインレジデンスで完成した、ダビッド・コッカール=ダッソーさんの『L'ondée』は、制作中に見ているから応援。ペン画で“にわか雨”に出会った街と人々を描いています。

Annecy 2009 公式セレクション:http://www.annecy.org/home/index.php?Page_ID=2092

追伸:アヌシー閉幕後、デンマークへ行く予定です。
クリス・ランドレスさんが今年のDanish Animation Day(Animationsdag 2009)に招かれた模様がブログに書かれていますよ。
コペンハーゲンには、ヨーロッパ有数のおいしいレストランがあるんですって。
アニメーションやゲームのスタジオだけでなく。
http://www3.nfb.ca/webextension/the-spine/blog/?p=41

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(2)映画の学校はどこにでもある! <映才教育>時代

こういう、風のような仕事は、おもしろい人との出会いがあります。それが愉快。
先日も、岡博大さんというジャーナリストと食事をしました。博大は「ひろもと」と読むそうです。
大手新聞社に勤めながら、映画好きが高じて、「予告編ZEN映画祭」(http://www.trailerfes.jp/index.html)を自主企画する人です。
去年10月が第1回の開催。
300本から選んだ35本の上映。『おくりびと』が予告編でもダントツ人気だったというからおもしろい。

2年前には、「映画の学校はどこにでもある! <映才教育>時代」(フィルムアート社、http://www.filmart.co.jp/new/001034.php)を出版されました。
開校間もなくの、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻の教員(映画のプロ)、学生、授業の取材に始まり、岡さんのインタビューは国内映画祭、文化人類学者、舞踊家そして建築家にまで至るのです。
約300ページ、文字びっしりの大分量。コツコツと聴き取った、映画好きたちの言葉、岡さんの熱さが伝わる労作です。

安定したサラリーマンでありながら、映画道楽が祟り、ビンボーな岡さん。
長山靖生さんの「貧乏するにも程がある:芸術とお金の“不幸”な関係」をゲラゲラ笑って読んだ、ビンボーなわたしですが、岡さんもおもしろいと思うのです。
好きを貫くには、よほどの覚悟がいるのです。
おやおや、風のようなわたしには似合わないかしら・・・

この続き
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/58749953.html

キーワード:


コメント(0)


伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


月別アーカイブ