2009-05-01

2009年4月30日(木) このエントリーを含むはてなブックマーク 

 朝方、某作をDVDで再見。やはり凄い。この作品についてどう書けば良いのか途方に暮れる。
 数時間仮眠を取ってから起きるも、月末なので銀行に並んでお金を出し入れしたり振り込んだりで時間を取られる。
 新宿紀伊國屋横のフォレストを覗くと、紀伊國屋DVDが新たにかなりの数が40%OFFになっていて慌てる。サスペリアBOX、映画はおそろしいシリーズ他諸々。腹が立ったのは少し前に20%OFFの時に買った『恋人たちの失われた革命』までも40%OFFになっていたことか。とはいえ、千円ほどの差なのでBOXに比べればマシとも言える。しかし、紀伊国屋DVDも廉価版を出し始めた上、そのラインナップはこれまでのパターンからすればフォレストで40%OFFになったものが廉価版で出ているので、単品モノはうかつに買うわけにはいかない。せめて、BOXはライナーノートに価値を見出せば、買う価値があるのではないかと、前々から欲しかった『映画はおそろしい』を購入。9千円ほど。
 仕事。夕方で終えて、新宿パークタワー・ホールまで歩いて行く。「イメージフォーラム・フェスティバル2009」で、かわなかのぶひろの新作『酒場#7「汀」 渚ようこ新宿コマ劇場公演「新宿ゲバゲバリサイタル」』(☆☆☆★★)を観るため。パンフレット等には前記のタイトルだが、本篇ではメインタイトルに『新宿伝説』と出た。
 昨年、新宿コマ劇場でデビュー以来念願のリサイタルを開いた渚ようこの新宿コマでの公演を追ったドキュメンタリー。同時に新宿コマとかわなかのぶひろとの関係性をも示される。何か実験映画的手法が使われているのかとも思ったが、正面から描いたドキュメンタリーになっていて、非常に面白かった。楽屋に佇む若松孝二、山谷初男、三上寛の姿を捉えたシーンも良かった。リハーサルを繰り返す内藤陳の姿も良い。リハーサルでまるで別人の如きノーメイクの渚ようこが唄っている姿が印象的だった。
 上映後、かわなかのぶひろ×渚ようこ×内藤陳のトーク。イメージフォーラムの上映会とは思えない話題に終始したので笑う。その後、渚ようこ×高橋ピエールでミニライブ。2曲唄ったがラストは『ここは静かな最前線』だったので良かった。そういえば、今日自分が来ていたTシャツが『赤軍 PFLP-世界戦争宣言』だったので、妙な偶然を思う。

キーワード:


コメント(0)


モルモット吉田

ゲストブロガー

モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”