2009-04-27

ルーシー・リーの足を押さえる このエントリーを含むはてなブックマーク 

ブログ「だめ日記」から
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六本木の21_21 DESIGN SIGHTへ、「U-Tsu-Wa/うつわ」展を観に行きました。

エルンスト・ガンペールのまゆのような木のうつわ、ジェニファー・リーの土器のようなうつわ、そしてルーシー・リーの様々なうつわと素敵な釦。ちょうどいい規模の展覧会でした。

特に、会場で流れていたBBCのインタビュー映像が良い。バーナード・リーチがすべてで、リーチに認められなければ業界でも相手にされない。そんな時代を何とか抜けて、というか、作風を変えてからやっとリーチに認められるようになり、80歳を過ぎてなお様々な素材を試している。というような話を、強くて素敵な目で語るルーシー・リー。

認められたのが60歳過ぎてからと言っていたから、1960年前後のことだったろう。バーナード・リーチは1963年に大英帝国勲章を受章しているから、なるほど60年代なんか既に大御所だ。ルーシー・リーはそのとき、製作のことしか考えていなかったのか、それとも“売れる”ということについて思うことはあったのか、その辺りについて知りたかったけれど、さすがのデイヴィッド・アッテンボローもそこまで突っ込んではくれませんでした。

窯に落ちそうになってるルーシー・リーに、ちょっと足押さえて~とか言われて笑いながら足を押さえたり、うつわを乾かすのを手伝ったりしてました。

※展示会に来てくれた皆さまもありがとうございました。

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mari

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