昨日から起きたまま10時に再び出て日仏学院へ。<カンヌ映画祭 「監督週間」の40年をふりかえって>より、アラン・タネール『サラマンドル』(☆☆☆★★)を観る。立ち見の出る盛況。モノクロの寒々とした街の光景、ヒロインを演じるビュル・オジエの憮然とした表情に魅せられる。
出てくると、柳下さんの姿や他にも諸々みなさん来ていらっしゃる。
飯田橋から隣の水道橋まで電車で移動して、久々にビデオLINKへ行く。神代の遺作『淫らな関係 インモラル』、ビートたけしの実録犯罪者モノ『金の戦争』を315円で、白石『陰陽師』と、かつてリバイバルの際に観たのが懐かしい『チャパクア』を105円で購入。
歩いて神保町まで。来るのは久々なので、つい余計なものを買ってしまう。『キネマ旬報』の市川崑金田一5本の各特集号、『犬神の悪霊』の特集号を、既に持っているにも関わらず予備として買ってしまう。105円だったので予備に持っていても損はないと思ったが、こうして不要な荷物が増えるだけだと、先ほどの中古ビデオと併せて既に両手にけっこうな荷物となったものを抱えながら思う。
夕方帰宅。夜、寝る前に60年代ピンク映画が観たいと思って自転車でラピュタ阿佐ヶ谷まで。西原儀一『桃色電話』(☆☆★★)を観る。
軽快な艶笑譚になっていて、香取環のコメディエンヌぶりが輝いている。しかし、やはり西原儀一の作品から映画を感じる瞬間は皆無。
流石に24時間以上起き続けているので朦朧としてきて帰って早々に寝ようとしていたら、わたなべりんたろうさんから電話が来て、貸していた資料を返却したいとことだったので、こちらの来週からのスケジュールもあり、今日中に受け取っていた方が良いであろうと椎名町までそのまま自転車で向かう。20数分で着く。結局駅前のマックで2時間話し込んで別れる。
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