アップリンクのギャラリーで開催中の写真展示「green green 留置所を原宿につくる」を見に行ってきました。
今、すぐ隣の、カフェTabelaから、書き込んでいます。(笑)
レモンティーを頼みましたよ。
おいしいです。
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green greenは、原宿のある一角に残された森が、警察署、留置場、オフィス街や住宅街に変わっていく3年間を追ったもの。
原宿に、こんなに緑がたくさん残ってたの??と驚くような開発前の写真や、工事が進み、切り倒されていく木、そんな変化にお構いなしに、いつもの定番スポットの木の枝に集まる鳩たちの写真が、時間の経過とは関係なく並んでいる。
工事中のエリアと、原宿の道を行きかう人々をさえぎっている一枚のバリケード。
バリケードの中では、何がおきているのか、知る余地もない。
原宿…といえば、
私も仕事で来ることのある場所。
ふと目にとまった一枚の写真に
「あ、この場所、つい最近通ったような気がする・・・」
と思いつつ、
そのすぐそばで、留置場の建設が進んでいたことに、まったく無知だった自分を知る。
周辺に暮らす人による開発に対する反対の意思・・・
森が姿を変えていくについれ、
人々の気持ちも変わるのか
残された緑が、人々の気持ちをやわらげたのか
新しくできたオフィス街や住宅街がはなつ
都市の魅力なのか
快適さなのか
人は変化とともに生き
共生するものなのか
かつて森だった場所に、
警察署、留置場、オフィス、住宅が共存する。
紀あささんは、
「撮りはじめた当初は、緑を見ていたのだけど、
時間の経過ともに、人にも関心が及ぶようになった」と。
「green green」は、
昔からそこにある緑と、新しく開発によって植えられた緑の
二つの緑を意味するそうだ。
そして、「green green」は、
同名の歌にもつながるような、そんな感じだいう。
アップリンクギャラリーでの展示は20日(月)まで。
ぜひ隣りのカフェTabelaで、余韻を楽しんでください。