はっきりいって、セックスピストルズってグループは名前しか知らなかったけれども、今回、ご縁あって試写を見せて頂く機会をいただき、新た舞えて、サッチャーが現れる直前の英国の文化を担う、時代を背負ったグループだったのだとつくづく感じた。
いかにも英国の文化人が作りそうな緻密さ、正確さ。変にでしゃばることなく観客の見る考える力を信じたドキュメンタリーはとにかくパワフル。1978年ってそういう時代だったんですね。
ニューヨークのホテル・チェルシーも知らなかったし、シドもこの事件も知らなかったけれども、30年たった今だからこそ、見つめられる真実が沢山あるのだと感じた。
それにしても、フーイズマイケル?もう少し続きを見たい。
色々な意味で時代のアイコンだったシド。別の角度から、母親の姿も含めて、知りたいとづくづく感じさせた。そして、ナンシー。モモエちゃんが「グルーピー」なんて歌詞の歌を歌っていた時代ですね。