2009-01-07

2009年1月5日 このエントリーを含むはてなブックマーク 

1月5日(月)
■朝、帰京。の、筈が最寄駅から10分で着く新幹線乗換駅に行くのに人身事故の影響で45分かかる。JR西日本は作業員を列車で轢き殺し、尼崎で大事故を起こしてから、電車の本数を減らし、事故が起こると沿線全てを止めてしまうので一度何か起こると大々的な遅延が巻き起こるのは知っているが、今でもまだこんな状態か。それにしても僅か10分の区間なので、幾らノロノロ運転と言えどもたかが知れていると念のために45分前に出て来ていたので安心していたが、新幹線が時間指定の指定席になっているので、発車時間に近付くにつれて不安になってきたが、何と乗り換え駅到着が新幹線発車時間まで1分しかなく、いくら走ろうが無理。結局指定席を全て後続列車に振り替えてもらうが、混んでいてせっかく早めにチケットを取って二人席の窓際にしていたのに、三人席の真ん中しか席がなく狭苦しくて不快だった。待たされるわ、席も悪いわで、イライラしたが、到着時間は30分しか差がないので、まあ、良いかと思う。

■昼、東京駅着。職場へ直行。

■新宿ブックファーストで『キネマ旬報09年1月下旬号』『シナリオ09年2月号』購入。
『シナリオ』柏原さんの対談連載、再び荒井さんがゲスト。

■日劇で、マーティン・スコセッシの『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』(☆☆☆★★)を観る。今年劇場で観た最初の映画となる。
 できるだけデカイスクリーンで観たかったので、日劇で観て正解。ライブを目の前で見ているかのよう。ポール・マッカートニーなんかでもそうだが、近年の来日はドームばかりだし、国宝級の大御所がスタジアム方面ばかりでやるのは集客上仕方ないとは言え、見に行っても豆粒以下だし拡散している印象があった。それだけに、この齢でこの規模のライブ会場で見せるライブには迫力があって、客席との近さ(顔が判別できる)が良い。
 ストーンズは良いとして、マーティン・スコセッシが監督する意味のある作品になっているのだろうか。という思いがあった。ライブ映像なんて誰が撮ったって同じようなもんだ。しかし、HDカメラがこれだけ劇映画に使用されている現在ならば、ライブ映画では当然活躍しそうなものだが、現在に敢えて10分でロールチェンジが必要な35mmで記録する不自由さがライブの一回性共々緊張感を生み出している。
 ラストの出たがりスコセッシな1シーン1カットは余計に思えた。

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モルモット吉田

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モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”