2008-12-07

破滅とは簡単だ このエントリーを含むはてなブックマーク 

以下の項目に」5個以上当てはまる人は必見

まじ最近ストレスがたまってる

アメリカがやってる戦争はしょうがない

電車で老人がきても寝た不利フリをすることが多々ある

人にものを頼まれて断ったことがない

アクションゲームがすき

音楽はハードコアやメタル系

ツンデレ系の女の子とつきあいたい・もしくはそうだ

家の電話に出るときは「はい、xxxです」という。

不在着信があるとかけなおす

勧誘でものを買ったことがある

自分は親切なほうだ

原作を見ずに試写会に応募して当選させていたのをみてきました。
暴力シーン等を見たわけではないのにもかかわらず救いのないストーリーに見終わった後の
後味のわるさといったら 2-3日ショックがこびりつきます。

はっきりいって、Disgustingです。
この映画を見て気持ちいい とか うれしいとか いってたら それは やばいです。

でも 一週間くらい日常のニュースなどをみてるとだんだんそのなんてことないストーリーの裏で監督がいいたかったこと わかってくるんです。不思議と。

同じ監督が舞台をUSにうつしたリメイクということですが最近まで生き生きと語られていたアメリカ至上主義アメリカンドリームの考え方や、最近の日本も凶悪犯罪等々になれつつあるわれわれに いろいろな面で「慣れる」ことの怖さをつきつけてきます。

アメリカドリームの家族が 豊かさへの慣れ/名誉と地位からくる安全への慣れから、とんでもない事態を招くストーリー。 これは 凶悪な2人のボーイズをもってして、
映画のような現実の事件や戦争に慣れきったわれわれのもつ「他人事感覚」を これでもかこれでもかと刺激してくる監督による強烈なお目覚め映画です。

タイトルはGAMEです。しかもFunnyな。
われわれが好んで遊ぶゲームなんですよ。

これは映画だからね これはゲームだからね おもしろいね/おもしろくないね・・・と片付ける前に!こういうゲーム 実際に現実に起きてるってことわかってるかね?

と監督は聞いて来てます。

ゲームのきっかけはとにかく KYな 行動や発言、人の心を読まない、他人のことはかまわない感覚

虚構の世界に逃げて楽しんでるわれわれを、現実 Realtyへぐいぐい引っ張り戻してきます。
目を背けないで感じてほしいです。
ほんの些細な刺激で火をおこすことの なんと 簡単なことかということを。

皆さん 日ごろのストレスを感じてるその状態 不安定でぎすぎすした心を持って町をあるくと、いつ落とし穴に引っかかるかわかりません。
心を静めて 人を読む、先を読む そこに人生の幸福が待ってると予感させてくれます。

余談ですが
映画でステーキ&生肉がでてきますが、ナイフとフォークで滴る血をおいしく感じる肉食の感覚=西洋の感覚への傾倒がが近頃の日本人に芽生えてきてることにちょっと危機感を感じてます。
箸で物をつまんで食べるそのしとやかな感覚を持ち続けたいと思いました。

キーワード:


コメント(0)


gyogyoum

ゲストブロガー

gyogyoum

“たのしそうですね”


月別アーカイブ