『鬼畜大宴会』を観て、何故この作品をつくったのかなぁ?と思った私にとって熊切監督は遠い存在でした。
そして『ノン子』を観て、心に浮かんだのは、にっかつロマンポルノみたいだなぁ。。と。
Q&Aで、監督も認めていた音の使い方と並んで、個人的には照明の当て方というか、光が変化するところが印象深く、そうしたところが過去の作品・・・神代辰巳や、もっと時代がくだると相米慎二の「ラブホテル」や石井隆監督の作品のからみのシーンの照明で、そのようなシーンがあったからそう思ったのだ。
セックスシーンがひどく生なましく、力があった。坂井さんのノン子の存在感は良かった。
クライマックスのひよこから、ラストまでは良かったけれど、うーん、総体的には面白く観られたけれど、心に迫るというところまではいかなかったのが正直なところだ。
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