2008-08-16

引越して悪かった事 このエントリーを含むはてなブックマーク 

日本のアニメーションを見慣れてたので、海外の作品は少し戸惑いながら観ていました。
その中で「引越しして事」が一番印象に残りました。

それは何故かというと、登場人物の人形にあったと思う。白い石工で丸みの帯びた形、全て白がある、部屋。一切の色彩が部屋が、無味乾燥したイメージを与える。
その中で男女二人が繰り広げる、部屋のレイアウト、お茶の時間をはさんで繰り返えされるレイアウト、白一色なので、どう移動しても安心感が得られない。

とうとう最後は狂ってしまう。

凝り性を批判しているように見えたが、私には人間の色彩が人の心を落ち着かせたり、
不安にさせたりする重要な要素があるというメッセージを受け止めた。

宮崎駿さんのように技術的にすごいというわけではないが、北欧の思慮深くシンプルな
映画に対する表現を知ることができてよかったです。

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斉藤光子

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斉藤光子

“映画ファン”