2008-08-11

東京オンリーピック このエントリーを含むはてなブックマーク 

先日のワークショップでゲストに来ていただいた児玉徹郎監督が参加しているイベント、「東京オンリーピック」が8/8より新宿のバルト9で始まりました(夜7時から毎日一回だけ。入場料はちょっと高くて2500円)。

9/17にゲスト講師として来て頂く真島理一郎監督と、筧昌也監督の作品も見られます。特に総監督の真島さんは、開会式と閉会式の他に二つの競技を手がけており、『スキージャンプペア』が好きな人にはたまらない内容になっています。

参加メンバーは、ベテランの中野裕之監督を除いて、ほぼ20代から30代の若手クリエイターばかり。現在の日本の映像シーン、そのある一部を象徴するメンバーです。そしておそらくこの中から将来の日本映画を背負って立つ人材が何人も出てくるはず。そんなわけで、先物買いの面白さもあり。

私見ですが、ある程度参加クリエイターに対する予備知識があった方が楽しめるかもしれません。あのクリエイターがこんな作品を…という意外な驚きや、やっぱりあの人はこれでなきゃ、と思わずニヤニヤしてしまうような感じが私にとっては一番興味深かったです。
お洒落な映像で知られる神風動画や中野裕之監督の壊れっぷりも見物ですし、期待に答えて独特の世界を作り出してきた古屋雄作監督やAC部もさすが(特にAC部はビジュアルのインパクトがすごい)。
ま、特に予備知識が無くても、ワークショップ参加者の皆さんにとっては、今の若手の傾向をさぐる役に立つと思います。

ちなみに、「東京オンリーピック」が若手のショーケースだとすると、それより一世代上のクリエイターたちの今を確認できるイベントが、本日よりアップリンクで始まる「ガンダーラ映画祭」です。

http://www.imagerings.jp/(公式サイト)

『天然コケッコー』の山下敦弘監督、『童貞をプロデュース』の松江哲明監督、『ラザロ』の井土紀州監督など、これまた確実に今の日本映画界のある一部を代表する監督たちの短編集です。
「東京オンリーピック」と比べてみるのも面白いのではないでしょうか。
(ワークショップ担当:上原)

キーワード:


コメント(0)


デジタル・ムービー・ワークショップ

ゲストブロガー

デジタル・ムービー・ワークショップ

“いよいよスタート!「第20期デジタル・ムービー・ワークショップ」”