こんにちは、オフィスHの伊藤です。
デンマークのアニメーション・ワークショップ(TAW)が運営に携わっている、VISUEL HF(ビジュアルHF-視覚表現教育を取り入れた高等学校)から11月末にビジターが訪れ、東京、神奈川、埼玉、大阪の美術系高校を視察しました。
ビジュアルHFは、3年間で高校普通科の授業と視覚表現の授業を履修で、2009年にデンマークで初めて設立された高校です。日本では高校の個性化(?)が推奨された頃、芸術系高校も増えたそう。デンマーク全土から学生を集めても、在校生83人のビジュアルHFとは、日本の高校は規模が違います。
日本では、公立・私立の美術系大学などへの進学を目指す学生の受験準備を手厚く面倒みるようです。
デンマークのビジターは「若い芸術的才能を伸ばす教育」を、その先進地と思っていた日本から学びたかったようです。アテンドして、ギャップを感じました。
彼らは日本の高校と交流を持ちたいという希望も持っていて、日本側がどの高校も、それぞれに温度差はあっても、「国際的な交流」に熱心なのは、わたしには少し意外でした。
来年、日本とデンマークの高校生の間で何かできるといいですね。
(1)『はちみつ色のユン』、神保町チェッコリで上映会、12月17日
(2)あしやティアフル映画祭、フランスFolimageのショート上映、12月24日
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(1)『はちみつ色のユン』、神保町チェッコリで上映会、12月17日
10月末に来日した、漫画作家、ユング・エナンさんの『はちみつ色のユン』イベントは、チェッコリでのトークイベントも、法政大学での映画上映と学際トークともに大好評でした。
法政大では立ち見が出るほど。
チェッコリのイベントレポート>> http://www.chekccori.tokyo/report/161027-2
トークイベントしか行わなかったチェッコリでは、終了後即、映画上映を検討してくださり、今週土曜に「ユングさんの思いを知る! 映画『はちみつ色のユン』上映会」が行なわれます。
■会場: 韓国の本とちょっとしたカフェ チェッコリ(東京・神保町)
■日時: 12月17日(土) 昼夜2回上映
昼の部:12:00~13:15
夜の部:18:00~19:15
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:各25名 事前登録してください(下記サイトへ)。
詳しくは公式サイト>> http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=212
『はちみつ色のユン』をまだご覧になっていない方、どうぞお見逃しなく!
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(2)あしやティアフル映画祭、フランスFolimageのショート上映、12月24日
今年で6回目となる「あしやティアフル映画祭」。
http://ururu.info/
絵本をめくるように、そしてウルっとくるアニメーションを子どもも大人もいっしょに楽しんでほしいという、地元の有志の人たちが手作りして来た、温かい映画祭です。
オフィスHからも海外のショートアニメーションを提供させていただいています。
もちろん今年も!
フランスのFolimage(フォリマージュ)の作ショート2本です。
『ゾウの自転車』、わたしが大好きなゾウ・・・働き者のゾウがかわいい。
『ちっちゃいキツネとおんなのこ』、カットアウトの楽しい新作です。
そして、フォリマージュ創業者のジャックレミー・ジレールさんから「あしやティアフル映画祭」の子どもたちへのメッセージが、上映前に紹介されます。
■開催日:12月24日(日)14時開演(13時半開場)
■会場:ルナ・ホール(芦屋市業平町8-24)
■料金:一般1,000円・こども(小学生以下)500円 (全席指定)
詳しくは公式サイト>> http://ururu.info/?page_id=1253
地域の人たちが大切に、手作りしている映画祭、応援したいですね!!
お近くのみなさん、ぜひいらしてください。
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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
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