下の日記に「超映画批評」で30点の点数を付けられていたこの作品、余程酷い出来なのかなと思いきや、前田有一氏の嘘つき! 普通に面白いじゃん、、、 個人的には及第点プラスアルファをあげても良い出来でした。
きっと、前田有一氏はこの映画に対して、観る前に「おお!ジャッキー・チェンとジェット・リーの競演だって!す、凄い!」と過度の期待を抱いていたと思われ。 で、実質二人の勝負は劇中で一度っきりだったので、「おいおいおいおい!なんだよ!それ!」とぶーぶー欲求不満込みで、勢いであの点数を付けたのだと思います。
個人的には、極々、普通のハリウッド的アクションアドベンチャー映画と感じました。 可もなく不可もなし、と言いたいところですが、ちょっと出来が良いかな? って思える、そんな感じで、とても「30点」なんてキチガイじみた点数を付ける作品では無いと思います。
ひとりのカンフー映画ヲタク少年が、徐々に成長する過程を、だらだら見せず、上手く編集して、ラストのああいう感じになるのに、普通に納得できる、丁寧ですけど、切るところはすぱっとカットして、しかし、主人公が強くなる過程に観客が違和感を感じない、させない、そんな演出は、至って普通プラスアルファな評価をこの映画に与えられると思います。
映画「カンフーパンダ」程、出来が良い訳ではないですけど、それでも十分楽しめる、1800円を払って観ても良いかな? 金返せ!時間を返せ!とは思わない、そんな出来でしたよ。