菊地良博さんの日記
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2014
11月
29
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美大批判とデザイン批判
自分にとって、美大のデザイン科が胡散くさかったのは、デザインという行為が、現在の日本において、その根本的な存在意義を持ち得ず(例えば、それはかつてヨーロッパやロシアにおいて社会設計の手段という側面を強く持っていたはず)、商品等の内容物のその良し悪しの真偽にかかわらず、むしろ実際の価値を不問にしつつ、常に内容を超えるものとして、いわば虚構の情報を消費者に与える為の方便であり、しかしながらその事実に...
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