Ayuka Ikadoさんの日記
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2013
8月
12
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『わたしはロランス』クロスレビュー:求めあうもののために葛藤する姿の美しさ
これを単なる「トランスセクシュアルの男性とその彼女の鍛錬の日々」を描いた映画であると解釈しては勿体ない。 男も女も「アブノーマルな自分」を選択して生きている。そういう自分を肯定し、満足して生活していた。しかし女は受け入れられなかった。愛する彼が「女になりたい。」という気持ちを抱いていることを。そしてそう振る舞うことを。 つまりそれまで彼らが認識していた「アブノーマル」とは、社会で認識されている...
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