minoruさんの日記
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2013
4月
04
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女と木が存在する:『パパの木』クロスレビュー
【少女の想像力】 突然父を失くした少女は大きな木に父のささやき声を聞く。 木になった父は、宿題の答えも教えてくれる。 でもこれはファンタジーではない。 豊かで切実な想像力=イマジネーションは現実を超えて真実に触れる。 その想像力は空想=ファンタジーでも妄想=デリュージョンでもない。 木の上で暮らしていた遥かな祖先はやがてその木から降りたという。 それはアナロジカルな寓話だけど人間...
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