松本稔さんの日記
-
2013
3月
19
-
『セデック・バレ』クロスレビュー:その顔つきの違いが、人種間の歪みを浮き彫りにしている。
人はなぜ戦うのか。その意味を教えてくれる映画だ。 この世から戦いがなくなることはない。 それは人間には尊厳があるからだ。支配されてはならないという尊厳。 その尊厳とは、自由を手にしたいという心だ。 1930年の台湾。狩猟民族たちが日本軍相手に決起する。 民族の尊厳を取り戻すため、負けることを承知で戦う。 この戦いにはあきらかに、私利私欲以外の意味がある。 たとえば、イラク...
- 1-1/1